市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

子どもたちから教えられたこと・子どもたちに教えたいこと

2014-08-12 | 教育
すでにお盆休みモードに入っている方も多いと思いますが、あいにくのお天気が続いてますね。
市民ネットの事務所も今週いっぱいお休みさせてもらっていますが、私個人はのんびりしていられません(笑)。
と言うのも、29日が9月議会の一般質問の通告締め切り日なのですが、今週は松本へ里帰り・来週は山形への視察といった調子で準備する時間があまり確保できそうにないので、今回はいつもよりちょっと早めに手を付けているのです。

シティズンシップ教育」は今回取り上げたいと思っている題材の一つです。あまり耳慣れない言葉だと思います。日本語では「市民性教育」などと訳されています。
単なる知識の詰め込みや体験という受け身の教育だけではなく、主体的・能動的に社会や地域とかかわるスキルを身に着ける教育で、その根底には「多様性」と「共感性」の理解があります。つまり、「違い」と「同じ」を知ることですね。

例えば、前回ブログで中学生の平和大使の事を書きましたが、ヒロシマでの経験を学校や地域にどう生かすか、また生徒自身が平和についてどう考え関わっていくかというところまで踏み込ませるのも、シティズンシップ教育の一つと言えると思います。

欧米の学校でよく行われている模擬投票や子ども議会などの政治参加も、代表的なシティズンシップ教育です。
選挙のたびに若者の低投票率や政治への無関心さが問題になりますが、若いころから政治を身近に感じるような環境を与えられてこなかったことも、原因の一つにあると思います。
でも、そういう私も、実はこれまで駅でチラシなどを配る際、対象者は成人のみで、高校生に対しては挨拶だけに留めていました。頭のどこかで「未成年者に渡しても意味がない」と思い込んでいたのですね。

でも、昨日は違いましたよ。
八幡宿駅で通信を配ったのですが、意識して高校生にも差し出すようにしたんです。
前日に出会った平和大使の生徒たちの生き生きとした表情を見て、ハッとさせられたんですね。「これからの社会を担う子どもたちにこそ、もっと社会や政治の事を知ってもらわなくては」と。
まあ結局、受け取ってくれる高校生は一人もいませんでしたが(笑)、渡そうというその意識が大事なのです。これからは高校生にも読んでもらえるようなわかりやすい文章にしなくちゃ・・・などと思いながらの駅立ちでした(^.^)。
日差しをモロに浴びたから、また日焼けしちゃったかなあ・・・。


写真は、先日市民ネットのメンバーと視察した国分寺台の介護サービス事業者「ルースト」にて。
市の「元気向上プログラム事業」(介護予防)の委託を受け、高齢者に筋力トレーニングなどを行っています。


私もちょっとマシン体験。

アレ?さっき80代のおばあちゃんが楽々こなしてたんだけど、結構きつい・・・(@_@;)

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