市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

「キャラバン隊いちょう」公演、そして「しらベル」オープン!

2012-04-01 | キャラバン隊
本日、千葉市「きぼーる」にて、「キャラバン隊いちょう」公演無事終了いたしました。



今回は練習期間と議会が重なってしまい、私はほとんどリハーサルや打ち合わせに参加できませんでした。
主力メンバーが何人か不参加という状況で、配役も相当入れ替え、出たとこ勝負・何とかなるさの精神で臨みました。
主催が千葉県自閉症協会・千葉市発達障害者支援センター・千葉県発達障害者支援センターのため、観客もその関係者が多く、年に一度の県単位のイベント、しかもその中のメインの企画ということで、メンバーの緊張の度合いはさぞかし高かったことと思います。

しかし、、
今回もメンバーたちはやってくれました!公演は大成功のうちに幕を閉じました。
リーダーのYさんはじめ、皆さま本当にお疲れ様でした。

会場には、立ち見が出るほどの大入り。
市原特別支援学校の先生や市民ネット代表の桑田さんも駆けつけて下さいました。
観客の皆さま、ご協力ありがとうございました(^^)



さて、公演も終わり、次は桑田さんと一緒に「きぼーる」の向かい側にあるちば市民放射能測定室「しらベル」のオープンセレモニーへ。



「しらベル」は、自分の身の回りの食品などを直接検査してほしいという市民の要望や不安に応えるかたちで、市民団体が立ち上げたものです。

代表挨拶。足元のブロックが何とも言えません。


熊谷俊人千葉市長も駆けつけてくださいました。
(熊谷市長は長身なので、ブロックは必要ありませんでした^_^;)


こちらが測定器。約1時間で結果がわかります。


持ち込める検体は、一般食品、土壌、木材チップ、草木灰など。
1リットルあれば、高い精度で測定できます。
測定料金は1検体3000円(会員は2000円)です。通常業者に頼むと約1万円はしますから、ものすごく良心的なお値段です。

おりしも今日4月1日から食品中の放射性セシウムの新基準値が適用され、一般食品は1キログラムあたり100ベクレル、飲料水は同10ベクレル、牛乳と乳幼児用食品は同50ベクレルと、これまでより大幅に厳しくなりました。
しかし、基準値は、「これ以下なら絶対安心」という値ではなく、あくまでも「これ以下で我慢してもらいたい」という値です。
中央政府に対する信頼度がこれだけ低下してしまっている現在、市民の不安は基準を厳しくしても決して払しょくされることはありません。
会場には、赤ちゃんを抱いた若いお母さんが何人も訪れていました。
子どもをギュッと抱いてじっと話に聞き入るお母さんの後姿を見ていると、何とも言えない気持ちになりました。

「本来は、放射能測定室なんて場所があるような世の中であってはならないのです」

あいさつに立たれた高速増殖炉「もんじゅ」訴訟弁護団の福武公子さんがおっしゃった言葉が、いつまでも耳に残っています。

皆さんの応援が励みになっています


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