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記者日記

2015-08-29 | 小出郷新聞コラム
9月9日は、9(きゅう)と9(きゅう)で「きゅうきゅうの日」ということで「救急の日」となっている。「救急の日」は、救急業務及び救急医療に対して住民の理解と認識を深めてもらうとともに、救急医療関係者の意識の高揚を図ることを目的に昭和57年に定められた。以来、毎年9月9日を「救急の日」とし、この日を含む1週間を「救急医療週間」としている。▼もう何年か前のことになるが、魚沼市消防署の署員が地域の小学生に次のように説明していた。救急システムの起源は西暦1600年ころ。ナポレオンがエジプトに遠征した時にけが人をラクダに乗せて運んだのが最初と言われています▼日本で初めて救急車が走ったのは昭和8年。横浜に配置されました。その時の車が、白の地に赤の線が入っていて、その後法律で決められて救急車はその色になった。法律により救急車が爆発的に配備されるようになったのが昭和23年から。魚沼市(旧小出町)で始めて救急車が走ったのは昭和42年。昔は超重症の時しか救急車を呼ばないという考え方があったが、現在では99・9%全国をカバーしており、幅を広げてきています▼救急車を呼ぶ時は、119番にかけると「火事ですか、救急ですか」とまず聞きます。次に「場所はどこですか」。「どうしましたか」と聞かれたら、けがや病気の様子を詳しくおしえてください。最後に自分の名前と電話番号をおしえてください▼筆者も家族の病気などで救急車を何度が呼んだことがあるが、いざ119番をかけると慌ててしまうこともあった。また住民が応急手当の仕方などを知ることで、この救急システムがさらに力を発揮することになるわけであり、「救急の日」などを機会に住民が「救急」について関心を持ち、理解を深めることは意義のあることと思う。人々の命を守る大切な救急システムであるので、緊急を要しない場合などは利用を控えるなど、その利用の仕方についても注意したいものだ。

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