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立候補予定者が公開討論会

2016-11-29 | 2016魚沼市市長選...
今後の市政への考えを語る



 一般社団法人魚沼青年会議所(星野泰裕理事長)では魚沼市長選挙に伴う「政策提言型公開討論会」を11月24日、魚沼市小出郷文化会館大ホールで開催、立候補予定者2人が市政の現状や課題についての考えを語った。
 公開討論会は、青年会議所が政策本位の選挙をすすめていく運動の一環として開催したもの。
討論会には魚沼市長選挙の立候補予定者である現職の大平悦子氏と元市議の佐藤雅一氏が出席、事前に行われた市民アンケートで市民の関心が高かった「医療・福祉・介護」、「庁舎再編計画」、「人口流出対策」、「結婚出産子育て」などについて考えを語った。
「医療・福祉・介護」について佐藤氏は「医療再編の箱物ばかりに偏っていたため肝心な中身のソフト事業が足りず介護難民の問題と医療資源の地域格差が大きく広がってしまった。その対策として10年先を見据えた中長期の計画の策定が急務。これと並行して介護難民の解消を確実に実行するため体制の強化を図っていく」、大平氏は「小出高校には医療専攻が設置され、医師や看護師を目指す人たちが魚沼で働いてくれる際は返さなくてよい医師等就学資金制度も整備しました。老人福祉では特別養護老人ホームあぶるま苑と、うかじ園の増床は実現することができました。少しずつですが福祉の充実も図っていきたい」と話した。
新庁舎再編計画について大平氏は「小出郷福祉センターは将来的に取り壊す計画になっており、新しい庁舎にその代替え機能として市民が使えるスペースを考えています。合併特例債の延長の理由は、防災機能の強化と市民との交流の場の確保です。既存施設の老朽化が進む中でその機能が新しい庁舎に含まれることで将来の負担を軽減していきたい」、佐藤氏は「今進められている新庁舎の計画には明確に反対の立場です。現在の計画が抱える課題は2つ。一つは新庁舎建設にかかる費用50億円は明らかに過大。二つ目に現在契約している設計企業体と行政担当者の間で、契約条件を満たしていないことを認識しながらも計画が続行されていることを認めるわけにはいかない」と考えを示した。
 また討論会では市の現状と課題についても2人の考えが語られ、会場を訪れた約350人の人たちは静かに耳を傾けていた。



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