先週号のこのコラムなどに本県はまだ梅雨入りしていないと書いたら発行前日の19日に本県も梅雨入りしてしまった。今年もムシムシ、ジメジメの季節がやってきた。このところの魚沼は梅雨の中休みのような晴天になったかと思えば、午後からは雷を伴った強い雨が降ったり、変わりやすい天候となっている。梅雨の初期は晴天の日が多かったり、しとしとと雨が降り続く日が多いようにこれまで思っていたが、今年は一度雨が降り出すと梅雨末期のような降り方をするので少々心配になることがある。平成23年7月に発生した新潟・福島豪雨で大きな被害があった魚沼市だけに、この時期の雨の降り方には敏感になりがちだ。3か月予報によると今年は7月、8月ともに降水量が平年よりも多いとされているのも気になる▼そんな季節にあって、現在筆者の目を楽しませてくれているのが家の前で見ることができるホタルの幻想的な光である。以前、このコラムで何度か書いたが、筆者の家の前には細い水路があり、そこにホタルが育っているようだ。水路は一応U字構が敷かれてあるのだが、随分と昔にしかれたもので、あちこち傷んでいるほか土や砂なども堆積していて土側溝のような状態。それが幸いしてホタルの餌になるカワニナが棲みついている。近所の人からは「そろそろ直したら」との声も聞かれるようになってきたが、未だ手つかずのため毎年ホタルを見ることができている。距離も短く細い水路なので、出てくるホタルの数も少ないが、今年も1週間ほど前から1匹、2匹と見かけるようになってきた。いつまで見ることが出来るか分からないが、この季節の毎年の楽しみとなっている▼また、家の脇のアジサイも少しずつ咲き出した。筆者が子どもの頃からあるアジサイであるが、近年雨に濡れたアジサイの花をきれいに思うようになり、これもまたこの季節の楽しみとなっている。豪雨災害などなく、この季節を乗り切りたいものだ。
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