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住民健康講座公開シンポジウム

2013-06-22 | インポート

新病院は生活圏の医療を提供

Img_0896第19回住民健康講座公開シンポジウムが6月17日、魚沼市小出ボランティアセンターで開催され、現在進められている地域医療再編成により生まれ変わる小出病院と地域医療連携ネットワークについて基調講演とパネルディスカッションが行われた。
 住民健康講座は、小千谷市魚沼市医師会と(社)新潟県労働衛生医学協会が開催しているもので、今回は会場いっぱいの参加者が集まった。
 シンポジウムではまず、県立小出病院院長で新病院の院長に内定している布施克也氏を講師、上村医院院長の上村伯人氏を座長に「生まれ変わる“小出病院”と地域医療連携ネットワークについて」と題した基調講演が行われ、機能分担と地域連携、保健・医療・福祉の包括的サービス、地域包括ケアシステムについて説明。新しい小出病院については「新小出病院の使命は生活圏の医療を提供すること」とし、生活圏に必要な医療として「いつでも受診できる診療所」「体調を崩したときの入院ベッド」「健診や精密検査ができる医療機器」「高度医療への窓口」「自宅へ帰るまでの療養ベッド」「出向く医療(往診・訪問診療)」「在宅福祉との連携」「保健活動や健康増進の場」「街づくりの拠点・史民の交流拠点」の9項目を示した。
 続くパネルディスカッションは上村氏をコーディネーターに、庭山外科医院院長で新病院を運営する財団法人の理事長の庭山昌明氏、布施氏、新潟県労働衛生医学協会医師の加藤公則氏、魚沼市健康課健康増進室室長の佐藤洋子氏をパネラーに行われ、庭山氏は「新病院の特徴は公設民営。その利点を活用して病院だけでない新しい医療のシステムをつくりたい。食堂や地域医療魚沼学校には健康な方からも来てもらいたい」と述べた。
 佐藤氏は「小出病院がどうなるのか分からないと不安であるが、布施院長が示された9つのことがうまく回れば身近な病院に感じられると思う」、加藤氏は「新病院のシステムは健診データも含まれており、皆さんが健康になるお手伝いができる病院となる」と話した。


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