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新病院整備基本計画策定

2011-02-26 | インポート

原案示し市民の意見聞く

Img_5007魚沼市では、魚沼基幹病院(仮称)建設など魚沼地域の医療再編に伴い、県立小出病院に代わって新たに整備される新病院の整備基本計画の策定に取り組んでいるが、2月20日には計画策定にあたり市民の意見を聞く会が広神コミュニティセンターで開催された。
 意見を聞く会には市民約30人が参加、まず榎本勝新病院対策課長が病院整備計画原案の概要を説明した。
 新病院の診療機能は、一般初期医療、へき地医療(診療所などに対する医療支援)、在宅訪問診療、休日・準夜間初期救急医療、地域医療(総合医等)研修機能、入院機能(一般病床90床、療養病床44床、計134床)、リハビリテーション、人工透析、普通分娩機能など。
 一般初期医療については内科、整形外科、産婦人科、小児科、精神科、外科、眼科、泌尿器科の8診療科を設置し、他の市立医療機関(堀之内病院、診療所、へき地診療所)への医療支援や訪問診療、遠隔診療などを実施するほか、市民の診療ニーズに対応するため夕暮れ診療や土曜日診療など多様な診療体制も取り入れ、平日準夜間や休日の初期救急を行なう。
 入院機能については、現県立小出病院西病棟の改修を前提とし、一般病床及び療養病床を設置し、回復期患者の療養ステージに合わせた最適な医療と看護を提供。可能な限り個室を整備し、多床室は入院患者の療養環境に配慮し、4床室を原則とする。また、訪問看護ステーションや行政の福祉サービス窓口などとの連携により、患者の在宅療養への移行をスムーズに行い、在院日数の短縮と経営効率の向上を図ることにしている。
 説明を聞いた参加者からは「新病院の整備で市立病院が2つになる。赤字を出さないために一つにして新病院を充実させてほしい」、「運営形態を公設民営としているが市直営で行い市が責任を持つべき」、「運営から見た場合134床では少なく、採算があわないのではないか」「通院バスを運行してもらいたい」などの質問や意見が出されたほか、医師など医療スタッフの確保を心配する声も聞かれていた。
 この意見を聞く会は、2月27日に小出郷福祉センターホールでも開催される。時間は13時30分から。


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