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塩沢信用組合の給付型奨学金

2018-04-08 | 18'魚沼市のニュース
第2期生38人に贈呈


 塩沢信用組合(小野澤一成理事長)では、ひとり親家庭の高校生への給付型奨学金「魚沼の未来基金・はばたき奨学金」の第2期贈呈式を3月27日、南魚沼市の塩沢商工会館で行った。
 「魚沼の未来基金」は、塩沢信用組合が創設者となり、公益財団法人パブリックリソース財団が運営する基金であり、信用組合とその組合員から寄付を集め、魚沼地域の未来を担う子どもたちを支援する基金。はばたき奨学金は魚沼地域に暮らす、ひとり親家庭の高校生への返済不要の奨学金を支給するもの。
 第2期はばたき奨学金には地域から50人の応募があり、厳正な審査選考の結果選ばれた38人の高校生に奨学金が支給されることになり、贈呈式にはこのうちの30人と保護者が出席した。
 贈呈式ではまず、小野澤理事長が「皆さんは地域の宝、今後地域の未来を託すには、若い力が必要。善意の輪をつなげたいと呼びかけたところ、その輪が地元魚沼から全国に広がっている。新潟県内はもとより、県外の方も寄付を申し出てくれている。皆さんは地域で支えられているということを忘れないでいただきたい」とあいさつ、事業概要の説明、奨学生審査の講評に続いて奨学生一人ひとりに小野澤理事長から奨学金が入った通帳と基金のシンボルマークのバッジが手渡された。
 第2期奨学生代表は「身の引き締まる思いです。健康管理に気をつけて、皆勤賞で卒業したい。皆様方のご期待を裏切ることが無いよう夢に向かって一生懸命勉強に励みます」と抱負が述べた。
 また、奨学生の審査も行った南魚沼市の林茂男市長、魚沼市の佐藤雅一市長から祝辞が述べられた。
 奨学生の市町別人数は南魚沼市19人、魚沼市14人、湯沢町3人、津南町2人。学年別では1年生が19人、2年生が17人、3年生が2人。奨学生は1年ごとに更新され、最長3年間支給される。支給額は1年生が入学準備金と月例奨学金を合せ年9万6千円、2、3年生は月例奨学金として年6万円が給付される。
 信用組合が地域から寄付を募って行う給付型奨学金は全国でも初めての取り組み。

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