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障害者差別解消講演会

2016-03-27 | ’16 魚沼市のニュース
練習と競技の場の提供を



魚沼市では「障害者差別解消講演会」を3月17日、堀之内公民館大ホールで開催した。
 講演会は、「平成28年4月の障害者差別解消法の施行を前に、誰もがお互いの人格と個性を尊重して支え合う『共生社会』についてともに考えよう」と開かれたもので、今年2月に新潟市と南魚沼市で開催されたスペシャルオリンピックス2016新潟大会実行委員会事務局長の久保田健氏が「障害のある人もない人も共に生きる地域社会を目指して~スペシャルオリンピックス2016新潟大会を通じて~」と題して講演した。
 手話通訳付きで行われた講演で久保田氏はまず、スペシャルオリンピックス(SO)とパラリンピックの違いなどを説明、「パラリンピックは戦争で負傷した戦士のリハビリとして始まったので、聴覚障害者や精神障碍者は出場できない。知的障害者は大会ごとに大会ごとに出場が検討されている。現在では世界のトップアスリートだけが出場できる大会」と話し、「スペシャルオリンピックスの使命は、知的障害のある人たちに年間を通じて、オリンピック競技種目に準じたさまざまなスポーツトレーニングと競技の場を提供し、参加したアスリートが健康を増進し、勇気をふるい、喜びを感じ、家族や他のアスリートそして地域の人々と、才能や技能そして友情を分かち合う機会を継続的に提供すること」と説明した。
 講演では映像を写しながら今回の全国大会の様子を紹介し、「スポーツをしたいと思ってもチャンスのない知的障害者に、その場を提供していくことがこれからの課題」と指摘していた。

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