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12日、魚沼市で子宮頸がん公開講座

2010-06-05 | 子宮頸がんワクチン公費助成

正しい知識学んで予防を

Photo魚沼市が全国に先駆けてワクチン接種の全額公費助成を打ち出した子宮頸がんについての公開講座が6月12日、小出郷文化会館大ホールで開催される。
 子宮頸がんは子宮の入口にできるがんで、主にヒト・パピローマ・ウイルス(HPV)感染が原因で引き起こされる。日本では毎日約10人もの女性が亡くなっているとされ、最近では特に20歳から30歳代の若い女性に急増、妊娠や出産の可能性や命を脅かしている。しかし、感染前のワクチンの接種により原因の約7割を占める2種類のウイルスの感染を防ぐことができ、併せて、がん検診を受けることで予防できる。
 魚沼市では全国で初めて、子宮頸がんワクチンの公費助成に取り組み、市内の中学1年生を対象に6月からワクチンの接種が始まった。
 公開講座は、正しい知識を学び、より多くの女性から子宮頸がんを予防してもらおうと小千谷市魚沼市医師会らが開くもの。
 講座では、県立小出病院副院長の鈴木孝明氏から魚沼市と地元医師会の取り組みが紹介された後、自ら子宮頸がんと闘った経験を持つ、がんサバイバーの三原じゅん子氏が「私の子宮頸がんとの闘い」をテーマに講演する。
 また、その後は、自治医科大学附属さいたま医療センター産婦人科教授で、子宮頸がんとHPVに関する国内外の共同研究と啓発、著作活動に取り組んでいる今野良氏が「世界標準の子宮頸がん予防」と題して講演を行う。
 公開講座は14時から16時で入場無料、申し込み不要。主催者では「すべての女性に聞いてほしい大切なお話です」と参加を呼びかけている。問い合わせは魚沼市役所福祉保健課健康増進室《電》025-797-4803へ。


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