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東日本鉄道文化財団の助成決定

2012-06-09 | インポート

干溝歌舞伎の育成と継承事業

Img_9196公益財団法人東日本鉄道文化財団の「地方文化事業支援」対象事業に魚沼市の「干溝歌舞伎の育成と継承事業」が選ばれ6月4日には助成事業通知書贈呈式が魚沼市のUOSHINで行われた。
 同財団では、地方文化の振興を目指し、JR東日本エリア各地の貴重な文化遺産や伝統芸能などの保存と継承、地域の発展のために、地方文化事業の支援を行っており、今年度の新潟支社内の対象事業として魚沼市の「干溝歌舞伎の育成と継承事業」、十日町市の「民謡のふるさと『新保広大寺節』保存事業」、佐渡市の「金山の町佐渡相川の伝統芸能とまつり保存継承事業」の3つが決定された。
 贈呈式では同財団の青木邦雄副理事長から干溝歌舞伎保存会の大平実会長に通知書が手渡され、青木副理事長が「財団としても貴重な文化を後世に伝えるお手伝いができることは光栄。魚沼には自然と文化が豊富にあり、日本各地から大勢の方が来てもらい発展することを願っています」とあいさつ。大平会長が「地域の風土と先人の想いが今、歌舞伎をさせており、それを継承しなければならない。この支援を大きな力に、魚沼の文化振興、観光の振興にもつながるよう頑張りたい」とお礼を述べた。
 魚沼市では、干溝歌舞伎の保存・伝承のため、干溝歌舞伎保存会、JR東日本新潟支社、小出郷文化会館、魚沼市芸術文化関係団体などで構成する「魚沼市干溝歌舞伎継承実行委員会(会長=大平実干溝歌舞伎保存会会長)の設立総会を同日、贈呈式に先立って開催。平成24年度については、講師を招き「やまびこ三番叟」等の稽古に取り組む後継者の育成、衣装や小道具・カツラなどの整備、後世に残すための映像記録等の制作の事業に取り組む計画で、事業予算は200万円を計上。この2分の1の100万円が同財団から助成されることになっている。


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