魚沼WEBニュース

新潟県魚沼市や周辺市のニュース・情報をお届けします!週刊「魚沼WEBニュース」 ★★ 提携 「小出郷新聞社 」

県内外の約470人が力走

2015-08-15 | '15魚沼市のニュース

枝折峠ヒルクライム



大湯温泉から標高1050mの枝折峠まで国道352号線を自転車で駆け上がる第12回「枝折峠ヒルクライムinうおぬま」が8月9日開催され、県内外から参加者が速さを競った。
 この大会は、上りだけのコースで速さを競う自転車のレース。大湯温泉の奥只見レク都市公園をスタート、枝折峠をゴールとする全長14キロ、標高差750mのコースで競われる。
 今大会には県内外から514人(前回466人)がエントリー、当日は469人(同396人)が出場した。
 競技は車種、性別、年齢別などによる9つのクラスに分かれて実施。当日は朝から気温がグングン上がる猛暑となったが大会は8時30分からクラス別に選手が順次スタート、色鮮やかなジャージに身を固めた参加者が、勢い良くコースへと飛び出してゴールを目指していった。
 枝折峠のゴールでは地元特産の八色スイカが参加者に振舞われ、下山後のライスパーティーでは魚沼産コシヒカリのおにぎりととん汁に参加者が舌鼓を打った。
 なお、大会ではチャンピオンクラスで出場した東京都の宿谷英男さんが35分52秒のタイムで総合1位となり、12時からユピオで行われた表彰式では「この大会には2011年に初めてエントリーしたが、土砂災害のため走れなかった。それ以来のエントリーだったが優勝できてよかった」と喜びを語っていた。なお、大会では469人中、465人が猛暑の中完走を果たした。


森の中で絵本を楽しむ

2015-08-15 | '15魚沼市のニュース

20周年の「ゆきぼうし」で



魚沼市須原の絵本の家「ゆきぼうし」で2015「夏休み森の絵本村inゆきぼうし」が8月8、9の両日開催された。
 今年開館20周年を迎えた「ゆきぼうし」。同館の創設者で館長の大塚千恵さんが今年退任し大平光代さんを代表に新しい体制で運営されている。
 20周年を祝って開催された「絵本村」では、まず大平さんが「20周年を迎え大人から赤ちゃんまで楽しめるようにと森も整備、多くの方々から助けていただいてここまで漕ぎつけました。手づくりの小さなまつりですが楽しんで帰ってください」とあいさつした。前館長の大塚さんも会場を訪れ「みんなとこうやって一緒に出来ることが嬉しいです。楽しんでください」と笑顔を見せた。
 絵本村では、「フーの木の森」と名付けられている同館裏手の森のあちこちに絵本が置かれ、森の中で子どもたちが自由に絵本を楽しむことができるようにされたほか、古本市とバザー、またたびの家による焼きそばやかき氷などの模擬店、福中亮梧さんによる「ある夫婦に捧ぐ」作品解説、「えほんとうたのコラボレーション」なども行われ、親子でゆっくりとした時間を過ごす姿が見られていた。
 なお、「ゆきぼうし」は9月以降、毎月第2、第4の土日に開館される。






基幹病院などで見学、体験

2015-08-15 | '15魚沼市のニュース

小出高校医療専攻の生徒たち

県立小出高校(中戸義文校長)では、医療従事者育成を推進する医療専攻が開設され、今年4月から2年生21人への本格的な取り組みが行われているが、この夏休み期間中には新潟大学医歯学総合病院を訪問し「最先端医療」の施設見学を行うとともに講演を聞いたほか、5日からは魚沼地域の医療再編を中心テーマに個別の見学、体験を実施した。
 医療専攻の生徒たちは「チーム医療・多職種連携」「地域包括ケアシステム」「訪問看護・在宅医療」など5つのテーマに分かれての研究にもグループで取り組んでおり、見学、体験はそのために行われたもので、7日には「地域包括ケアシステム・最先端医療」のグループ4人が、今年6月に開院した魚沼基幹病院を見学した。
 この日、魚沼基幹病院を訪れた生徒たちは、病院の概要についての説明を受けた後、病院内を見学した。
 人工透析室では担当の看護師から「週3回、1回4時間かけて血液の濾過をしています。長くても2日以上は空けられないので土曜日も行っており、夜もやっている病院もあります」など説明を受けた。
 救急救命センター、新生児集中管理室(NICU)、屋上のヘリポート、リハビリ室、北信越で初めて導入された放射線治療器などを見て回った生徒たち。新生児集中管理室では生徒から助産師の仕事について質問され「正常なお産は助産師だけで出来ます。生まれる直前までは助産師、看護師でみて、赤ちゃんが具合が悪いと医師に診てもらいます」など答えられていた。

広島で体験したことを報告

2015-08-15 | '15魚沼市のニュース

平和記念式典派遣の中学生


8月6日に広島市で開催された平和記念式典に参加した中学生が8月11日、市役所を訪れ大平悦子市長に式典への参加を報告した。
 魚沼市では平成21年5月に非核平和都市宣言を行ったことに伴い、平成22年度から中学生を平和記念式典に派遣しており、今年も市内の中学校各1人の計6人が式典に参加、市民から寄せられた「平和の折鶴」を広島市平和記念公園内の「原爆の子の像」に捧げた。
 平和記念式典に参加したのは水落優斗さん(堀之内中3年)、小幡李瑚さん(小出中3年)、冨所千春さん(湯之谷中3年)、桜井花菜さん(広神中3年)、石田司さん(守門中3年)、浅井優議さん(入広瀬中3年)の6人。
 この日は6人の生徒が揃って市役所を訪れ、大平市長が「この事業を始めたのは魚沼市の子どもたちにぜひ、原爆が投下された広島に行って平和であることの大切さを知ってほしいということからです。皆さんからは、これから色々な場で発表をしてもらいますが、ぜひ自分の気持ちを素直に出して発表してください」とあいさつ、続いて生徒たちが「式典に参加したり被爆者の方の講話を聞いて、平和とか命の大切さ、核兵器の恐ろしさなどよく知ることができました。自分から平和を大切にして、これから行動していきたい」、「広島に行って、自分の目で色々なものを見たり、実際に被爆者の方に話を聞いたりして、行く前とは違った広島のことを知ることができたので良かった。このことを自分の学校の生徒にも伝えていきたい」などと広島で体験したことの感想などを報告した。
 報告を受けた後、生徒たちと歓談した大平市長は「皆さんが体験したことをそれぞれ持ち帰って学校の友達とか家族に報告していただきたい。また、折角仲よしになったので、今後も会う機会を作って交流したら良いと思います」と話していた。

全国消防救助技術大会に出場

2015-08-15 | '15魚沼市のニュース

「ほふく救助」で魚沼市消防本部

新潟県消防救助技術大会が7月2日、新潟市消防局亀貝訓練場で開催され、魚沼市消防本部が「ほふく救助」種目で優勝、8月29日に兵庫県で開催される第44回全国消防救助技術大会に出場することになった。
 「ほふく救出」種目は、要救助者1人を含む3人1組のチームで行われるもので、長さ8メートルの筒状の煙道の片側に要救助者がいて、反対側にいる2人の隊員うちの1人が空気呼吸器を装着、確保ロープ、小綱を両足首に結着して煙道の中を進み、要救助者を引っ張って救助して安全地帯に搬送するまでの安全確実性と所要時間を競う。
 県大会で優勝したのは渡部亮太消防副士長(28)、渡部元人消防士(26)、大竹雄志消防士(26)の3人。チームを結成して3年目で全国大会出場となった。同本部の「ほふく救出」種目での全国大会出場は12年ぶり2回目となる。
 29日の全国大会に向けてチームは連日訓練に汗を流しており「3人1組で行うので息を合わせることが難しい。3年間やってきて技術も上がりタイムも早くなりました。全国大会では、タイム的には37秒から38秒を出して上位に食い込みたい」と意気込みを語っていた。

田宮病院長の渡部氏が講演

2015-08-15 | '15魚沼市のニュース

県精神保健福祉協会魚沼支部

新潟県精神保健福祉協会魚沼支部(稲月原支部長)の主催による統合失調症治療についての講演会が8月6日、魚沼市吉田の魚沼市地域振興センターコンベンションホールで開催された。
 統合失調症は、100人に1人の割合で発症し、脳の機能的異常によって起こる病気。
 講演会では、医療法人崇徳会田宮病院院長の渡部和成氏が「患者の人生に寄り添う統合失調症治療の在り方」と題して講演した。
 渡部氏は、「統合失調症は、医学的には精神分裂病と同じ病気であるが、異なった病気と捉えた方が、病名告知をしやすく治療がうまくいくと考えられる」とし、統合失調症の治療では「『心の病気』の側面から、病気を管理し症状にうまく対処できれば自分らしく生きていけて大丈夫だと希望を持たせ、原因不明の『脳の病気』の側面から『昨日も今日も明日も統合失調症である』ことを忘れず油断せず回復を助けてくれる薬を飲み続けることが大切であることを理解させることが重要である。そのためにも、病識をもつことが治療上最も大事なことである」と述べ、治療のポイント、田宮病院の統合失調症治療の取り組み、家族の関わり方、教育入院による実際の治療の進め方などについて説明した。

屋台囃子in皇大神宮

2015-08-15 | '15魚沼地域のイベント

9月6日 皇大神宮拝殿で開催

皇大市特別イベント「屋台囃子in皇大神宮」が9月6日、堀之内の皇大神宮拝殿で行われる。
 堀之内の「皇大神宮」は、伊勢神宮の分社であり、地域の有志による皇大市の会では、地域の歴史・伝統を継承し地域の賑わいの一助とするため平成12年から毎年5月から10月の第1日曜に「皇大市」を開催している。
 皇大市では、毎年9月に「堀之内の宝物である皇大神宮と屋台囃子を楽しんでもらおう」と、皇大神宮拝殿で島河屋台連と稲荷町屋台連が演奏を披露する「屋台囃子in皇大神宮」が開催されている。毎年、十五夜まつりに繰り出す堀之内の屋台囃子は、西暦1800年前後に堀之内に伝わった京都の祇園囃子の流れをくむもの。時間は午前9時30分から11時で入場無料。

※写真は昨年のもの

ムダを省いて、快適な暮らしを

2015-08-15 | お知らせ

9月に消費者協会が講演会


魚沼市消費者協会では「得だね!消費生活ミニ講座」を9月19日、魚沼市小出島の小出ボランティアセンター1階多目的室で開催する。
 講師は生活研究家・消費生活アドバイザーの阿部絢子さん。演題は「ムダを省いて、快適な暮らしを」。阿部さんは1945年、新潟市生まれ。共立薬科大学卒業。洗剤メーカー勤務を経て消費生活アドバイザー・薬剤師。家事研究の第一人者として、食・掃除・洗濯・整理収納から環境問題まで、生活全般にわたる豊富な知識と実践的なアドバイスは幅広い世代から支持されている。
 講演会は13時30分開会、参加無料。当日は講演に先立ち同会員によるオレオレ詐欺にあわないための寸劇も上演される。申し込み、問い合わせは魚沼市消費者協会事務局《電》025-792-8844へ。

温かい学級づくり支援事業

2015-08-15 | '15魚沼市のニュース
2回目の全体研修行う



魚沼市が平成26年度から取り組んでいる「温かい学級づくり支援事業」の今年度2回目の全体研修が8月7日、魚沼市小出郷文化会館で開かれた。
 同事業は、楽しい学校生活を送るためのアンケート「Q-U」を活用。児童生徒の学習面、生活指導麺の基盤となる学級集団を支えあい、学びあいのある教育力の高い集団に育成することで、児童生徒個々の学力向上を目指す取り組み。
 研修には市内の小中学校などの教職員が参加、まず魚沼市教育委員会の伊佐貢一氏が4月からの経過を報告、「学習面では小学校と中学校の接続に問題があるのではないか」「学習動機からの分析が必要」「学校差、学校内での学年差が認められる」などが指摘された一方、「無欠席の子どもが増えているのは確実な成果」とも述べられた。
 続いて、この事業の指導者を務める早稲田大学教育・総合科学学術院教授の河村茂雄氏が「プロジェクトを成功させる次の一手~学習動機の分析を通して見えてきた課題と今後の取組~」と題して講演した。

わたしの主張魚沼地区大会

2015-08-15 | '15魚沼市のニュース

8月19日 小出郷文化会館


新潟県少年の主張大会「わたしの主張」魚沼地区大会が8月19日、魚沼市小出郷文化会館小ホールで開催される。
 この大会は、次代を担う青少年を健全に育成するために、魚沼市内の中学生が日ごろ考えている清新かつ建設的な意見を発表するもの。
 大会は、市内の中学校などの代表が主張を発表、審査により最優秀賞1人、優秀賞2人などを決定する。最優秀賞受賞者は魚沼地区代表として9月12日、三条市総合福祉センターで開催される県大会に出場する。13時開会。主張の発表後は県内を中心に活動しているプロの音楽家集団「アンサンブルオビリー」によるミニコンサートが開かれる。発表者とテーマは次のとおり(敬称略・発表順)。
▼「後悔」米山花純(湯之谷中3年)▼「よさこいから学んだこと」重野歩(広神中2年)▼「たちむかえ勇者!!」高橋彩果(小出中3年)▼「感謝を伝えて」高橋優歩(堀之内中3年)▼「相手の気持ちを考える」山口結子(守門中2年)▼「命が灰にならないために」佐藤優香(入広瀬中3年)▼「私が生まれた日」角屋真理(堀之内中3年)▼「新たな自分へステップアップ」桜井花菜(広神中3年)▼「だから私は努力を続ける」湯本雅(小出中2年)▼「繋がる」高橋杏奈(守門中3年)▼「今、がんばっていること」中澤廣夢(小出特別支援学校3年)▼「ぼくが伝えたいこと」佐藤真(同1年)

市民の意見を聞く会

2015-08-15 | 庁舎再編整備構想

庁舎建設で市議会が30日に開催


魚沼市議会庁舎再編整備特別委員会では、庁舎建設について市民の意見を聞く会を8月30日、小出郷福祉センターで開催する。 
 魚沼市では
 同市では、大平悦子市長就任後、既存庁舎を活用した庁舎1本化の道を模索してきたが、東日本大震災以降、庁舎の防災拠点としての機能や、住民自治、市民サービスの向上を図るためには新庁舎の建設は不可欠との考えから大平市長が昨年9月に方針を転換、小出市街地の周辺エリアを建設候補地とする庁舎再編基本構想をまとめ、新庁舎建設候補地としてアルプス電気小出工場(小出島)、小出北部公民館付近(同)、井口小学校跡地(井口新田)の3か所を選定。議会から要望のあった小出郷福祉センター、広神庁舎の2か所を加えた5か所につて評価調査を行い、年内に建設位置を決定したいとしている。
 市民の意見を聞く会では、同特別委員会の経過報告の後、庁舎建設について意見や提言を話してもらうことになっている。時間は15時から17時。

地域内に新庁舎建設を

2015-08-15 | 庁舎再編整備構想

小出北部コミ協が陳情



小出北部コミュニティ協議会(山本虎三会長)と構成町内会は「魚沼市新庁舎建設に関する陳情書」を8月11日、魚沼市に提出した。
 この陳情は、小出北部コミュニティ協議会地域内の「市立小出病院敷地並びにその隣接地」と「小出北部ふれあい広場並びにその隣接地」の2地点のいずれかに新庁舎を建設してもらいたいとするもの。
 この日は山本会長はじめ正副会長3人が市役所を訪れ、小幡誠副市長に陳情書を手渡した。
 同協議会では、市立小出病院敷地について、市立小出病院と隣接することで公共交通の集約、ワンストップサービスの拡大など市民の利便性向上が期待できる、小出北部ふれあい広場については「約1万平方メートルの市有地として利用できる。市立小出病院、県魚沼地域振興局、小出警察署などの公共機関とも至近にあり市民の利便性向上が期待できるとしている。

就職ガイダンス

2015-08-15 | お知らせ

8月28日地域振興センターで



魚沼市では、市内に就職を希望している人や平成28年3月に大学・短大・専門学校生の卒業予定者を対象とした「就職ガイダンス2015」を8月28日、魚沼市地域振興センターで開催する。
 参加企業は魚沼市内に本社、事業所がある企業など20社を予定。時間は13時30分から16時まで。求職者の事前の申し込みは不要で、多くの学生らの参加が呼びかけられている。

小出まつりで木工教室

2015-08-15 | お知らせ

うおぬま森の学校


うおぬま森の学校「木工教室in小出まつり」が8月26日、本町のNPO法人魚沼交流ネットワーク「つなごて」(本町1丁目2番地)で行われる。
 里山整備などで出た木の枝などを使って木工工作を行う。時間は10時から16時。参加費は500円。未就学児は保護者同伴のこと。

記者日記

2015-08-15 | 小出郷新聞コラム
梅雨明け以降の猛暑には随分と閉口させられたが、このところはその猛暑も幾分和らいで朝晩などは過ごしやすくなってきた。今年もお盆がやってきて、この頃になると夏も折り返しを迎えた感じがしてくるが、筆者が住む集落では夏を代表する花ヒマワリが見ごろを迎えている▼集落内の道路沿いに数か所、ヒマワリの花がズラリと並んで住民や往来の人たちの目を楽しませている。このヒマワリは集落の若者たちが3年ほど前から自発的に育てているもの。最初はささやかに始まったものであるが、年を追うごとにその数も増えてきた。若者たちが集まって春に種をまき、春先に雨が降らない時は水やり、周りに雑草が生えてくると草刈りを行うなど結構まめに世話をしてきている。また、今年はヒマワリが並ぶ場所に手づくりの看板も設置され存在感を表している▼最初の頃は育て方もよくわからなかったことから、咲く花も小さめで少々寂しい出来であったが、今年は土の固いところは重機を使って耕すなど、色々考えながら取り組んでいるようで、今年は随分と大きく育った▼津南町や小千谷市のヒマワリ畑のような大規模なものとは比べようもない細やかな取り組みではあるが、今の若者は団体行動が苦手とも言われるご時世の中では、良くまとまって活動していると手前味噌ながら感心している。こういった若者たちの自発的な活動が、やがてほかの分野にも広がってこれからの地域をつくっていってくれればいいなと感じている。人間、ひとりの力はそう大きくはないが、大勢が力を合わせることで大きな成果を挙げられることもある▼筆者の住む集落も「限界集落」という言葉が他人事ではなくなってきている中で、ついつい若者たちに期待してしまうのは、自分が年をとってきた証拠かもしれないが、毎日朝夕見るこのヒマワリが少々嬉しい気分にさせてくれる。すでに今年の夏も後半となっているが、もうしばらくは目を楽しませてくれそうだ。