枝折峠ヒルクライム
大湯温泉から標高1050mの枝折峠まで国道352号線を自転車で駆け上がる第12回「枝折峠ヒルクライムinうおぬま」が8月9日開催され、県内外から参加者が速さを競った。
この大会は、上りだけのコースで速さを競う自転車のレース。大湯温泉の奥只見レク都市公園をスタート、枝折峠をゴールとする全長14キロ、標高差750mのコースで競われる。
今大会には県内外から514人(前回466人)がエントリー、当日は469人(同396人)が出場した。
競技は車種、性別、年齢別などによる9つのクラスに分かれて実施。当日は朝から気温がグングン上がる猛暑となったが大会は8時30分からクラス別に選手が順次スタート、色鮮やかなジャージに身を固めた参加者が、勢い良くコースへと飛び出してゴールを目指していった。
枝折峠のゴールでは地元特産の八色スイカが参加者に振舞われ、下山後のライスパーティーでは魚沼産コシヒカリのおにぎりととん汁に参加者が舌鼓を打った。
なお、大会ではチャンピオンクラスで出場した東京都の宿谷英男さんが35分52秒のタイムで総合1位となり、12時からユピオで行われた表彰式では「この大会には2011年に初めてエントリーしたが、土砂災害のため走れなかった。それ以来のエントリーだったが優勝できてよかった」と喜びを語っていた。なお、大会では469人中、465人が猛暑の中完走を果たした。