小泉八雲 ＫＷＡＩＤＡＮ－怪談－

世界各国の翻訳本など展示

小泉八雲の代表作「怪談」の世界各国の翻訳本や映画のポスターなどを集めた展示「小泉八雲　ＫＷＡＩＤＡＮ－怪談－」（翻訳本と映画の世界）が南魚沼市浦佐の池田記念美術館で開かれている。
　小泉八雲（ラフカディオ・ハーン）の代表作「怪談」は、妻の小泉セツが語った物語を八雲が再話してまとめた本。「雪女」や「耳なし芳一」などがよく知られており英語の教科書にも採用された。
　同展ではギリシアのタキス・エフスタシウ氏所蔵のコレクションを中心に、アメリカ、ギリシア、イギリス、中国、韓国などで出版された翻訳本25冊をはじめ、チェコ、フィンランド、メキシコなどで公開された際の映画のポスター、スチール写真などが展示されている。翻訳本には絵本もあるほか、縮緬（ちりめん）に印刷された珍しいものもある。２月26日まで開催。
また、同館のスポーツカード展示室では３月に開催される第３回ＷＢＣ（ワールド・ベースボール・クラシック）を応援しようと、元読売ジャイアンツの篠塚和典さんの現役時代の貴重な記念品やグローブ、打撃コーチを務めた第２回ＷＢＣの金メダル、記念リング、コーチ・選手のサイン入りユニフォームなどが展示されている。

マリ・クリスティーヌさん招き

16日　池田記念美術館で講演会

司会、講演活動など多方面で活躍しているマリ・クリスティーヌさんの講演会が２月16日、南魚沼市浦佐の池田記念美術館で開かれる。
　クリスティーヌさんは、父親の仕事に伴い４歳まで日本で暮らし、その後外国で生活。単身帰国後、上智大学国際学部比較文化学科卒業し、スカウトがきっかけで芸能界へ。94年には東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻修士課程修了。生まれながらの環境から学んだ幅広い視点から司会、講演活動など多方面で活躍している。
　講演は14時からで参加費は５００円（入館料込み）。