黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

今日も竹取り

2015年04月24日 01時02分39秒 | Weblog
4月24日分。

 毎度。先月の末くらいに1度、実家の別宅というか物置の裏手の荒れた竹林を伐採しに行ったわけですが、本日もその続きということで、伐採作業に半日ほど。幽霊です。まあ半日と言っても、昼前に現地に入って午後5時過ぎまで作業してましたので、今日の行動はほぼ全てそれに費やされたという状態ですけれども。
 既に今の時点で右腕周りがあちこち筋肉痛の気配がしてますが、明日は起きた時点で全身バッキバキでしょうね。一応、帰りがけに大型の入浴施設に連れて行って貰って、大きな湯船で手足をゆっくり伸ばしては来ましたが……。前回のときはその手のケアも一切無しだったので、当日の夜はもう右手に力が入らず箸を持つにも一苦労というくらいでしたね。今回は、まあ右腕の力がやっぱり抜けている感はありますが、前回ほど酷くはない模様。

 えー、ざっくりとだけ状況説明をしておきますと、実家の別宅というか物置が今住んでいるところとはちょっと別のところにありまして、そっちの家屋の裏手に、もう延々と手入れもされずに茂るに任せた状態の竹林が……と。結果、竹が風を遮ってしまうため、家屋の周囲に全く風が入らなくなり、中がカビ臭くなってしまっているのですね。
 さすがにそのままにしておくと、壁の内側からカビに侵食されて使い物にならなくなるのではなかろうか、ということもありまして。一時休職中の人手(私のことですが)がいる間に、可能な限り手を付けてしまおうという次第です。

 

 今日の作業着手前、遠くから見ると今日の作業場所はこんな感じです。手前側のぽっかり空いている部分が前回に伐採を済ませた場所で、とりあえず1か月程度なら竹もほぼ再生してこないみたいですね。とは言え、春先の、若干曇りやら雨やらの多い中での1か月ではありますが。
 で、奥の方にうっそうと竹が密集しているわけなのですが、今日の作業はこの密集地帯を切り拓くことでして……。苦戦するだろうなぁと覚悟はしていたにせよ、まあやっぱり大変でしたとも。ちなみに、作業場所を間近で見るとこんな感じになります。

 

 密度高すぎぃ。前回の作業と比べても、今回の方が圧倒的に竹の密度が高いことが見て取れます。というか、倍以上の密度じゃないかコレ? そんなことを現地でも思ってはいたのですが、こうして写真を見返してみると、実際ヒドイですねこりゃ。
 現地での作業時間数は前回とさほど変わらない程度だった筈なのに、開拓出来た面積が前回に比べて妙に狭いなぁと首をかしげておったのですが、そりゃまあこの密度なら開拓出来る範囲は狭まって当然ですね……。

 

 

 今回切り出して、揃えてぶん投げた伐採後の竹の山がこちら。2つ山が積み上がりました。開拓面積がさほど広がらなかった割に本数が多いのは、1本あたりの高さが前回の作業場所よりかなり高く、つまり竹1本の長さが前回より長かったので、切り揃えて投げる本数がやたらと増えたためです。前回切り出した中で「コイツぁ長ぇ」と思ったくらいの物が、今回切り出した中では割と当たり前のようにほいほい混じっていたくらい。
 なお、竹の山の1枚目の左手側、こんもり盛り上がっている枝葉の山は、全部今回の切り出し分から切り落とした竹の枝葉です。前回落とした分も似たような場所に放置しているのですが、そちらは1か月経って軒並み枯れていたので、青々している枝葉は全部今回の分ということになりますね。さすがに、こんだけ山盛りになるくらいにナタを振っていれば、そりゃ腕も痛くなりますわな。
 あ、ちなみに今回も、使った道具は竹切り用の替え刃式ノコギリと、ナタ1本だけ。チェーンソーとかそんな立派な道具は御座いません。全て人力手作業、かつ独力での作業敢行ですとも。

 

 ……で、作業前の写真とほぼ同じ位置から撮った、作業終了時の写真がこちら。手前側はなるべく切り払って動きやすいようにと伐採していましたが、途中で「ああこりゃ母屋側に直進するルートを拓かないと終わらないな」と判断し、まんべんなく切り倒すという方針から変更して、直進行軍に切り替えました。
 おかげで、Beforeの写真でもうっすらとだけ見えていた母屋が、Afterではハッキリ見えるくらいまでにはなりましたね。これで多少は風が通りやすくはなる、筈。まあ、まだ母屋に接するくらいの距離に残っている竹が結構ありますし、写真中央辺りはまだこの先が多少残っているので、もう1回、今日と同じ程度の労力をぶち込んでようやっと大体開通する、というくらいではなかろうかなーと。
 後は別の問題として、切るだけ切ってぶん投げてある竹とか、ナタで打ち落とした枝葉を焼却処分する必要があり、そっちには前回や、更にその前に別の場所を伐採した分がまるまる残っています。燃やすだけでもまた半日かかるんじゃあるまいかなーとか、そんな嫌な予感もしておりますが……そこまではもう知らん、としか。
 また、一旦家屋近辺を切り払っても、地下の根で繋がっている以上、まだ生きている部分からの供給で再生してきやがるリスクは非常に高いわけでして。そっちをどうにかするために、切り倒した後の竹の切り株……という表現が正しいのか微妙ですが、とにかく竹を切って地上にまだちょっと残っている部分から、根にダイレクトアタック出来るように農薬を注入するという、これまた地味な作業も待っておりますね。正直、ちょっと涙目です、はい。

 

 

 最後に、作業場所周辺で見かけた花など2つ。こういう風情は良いんですけどねぇ。この背景に竹林のさざめきの音が加わるわけで、雰囲気だけなら悪くないのですけれども。ただ、実態は上の写真の通りの悪夢じみた状況というのが、また何とも理想と現実の差は大きいといったものでしょうか……。

 ではでは。ひゅう、どろん。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。