黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

まあ予想通り

2018年10月30日 23時43分53秒 | Weblog

10月30日分。

 毎度。渋谷ハロウィンのらんちき軽トラひっくり返しの話ですが、どうやら軽トラの運転手が先に乗れ乗れと煽った経緯があったようで。幽霊です。まあさすがに車ひっくり返されるまでは思わなかったのでしょうけれども、導火線に自分で火を付けてしまった感、かも?

 とりあえず、「若者世代の劣化」を象徴する話だといったような論調もありますが。ゲバ棒ぶん回して火炎瓶投げてた世代に比べれば、軽トラ一台ひっくり返して騒いだだけだし、むしろマシになったんじゃね? という指摘もありまして、まあ大人しくなったんじゃねーの、という気はします。あの騒ぎ自体はアホくさ、とは思いますけど。

 なお、ハロウィンの大元の形ではそもカボチャじゃなくてカブです。あれは収穫祭の時期にも重なっていますが、日本のお盆に近い意味合いを含むところもあります。ハロウィンの時期には「あっちの世界」とこっちとの門が開くので、魔除けの火をドルイドが焚き、各家庭のかまどにこの魔除けの火を持ち帰って新しく灯す、といった辺りがベースです。

 少なくとも、カボチャくりぬいて仮装するイベント行事ではありません。余談ですが、アメリカでは当初児童労働状態もありまして、ハロウィンの日の「トリック(いたずら」が憂さ晴らしも兼ねてマジもんでヤバイものがあったため、菓子と仮装のイベント、に何とかすり替えようとした経緯もあったとかなんとか。おおこわ。

 

 さて今日の夕方から各所報道が出ていますが、新日鉄住金への損害賠償訴訟において、韓国における最高裁が賠償命令を出したようですね。まあここまでの流れから見て、新日鉄敗訴の判決が出るだろうということ自体は予想していたので、むしろ予想通り。

 ひとまず、該当の方々にとっては給料の未払が事実として存在していたこともありますから、損害賠償の訴えを起こすこと自体は違和感は無い話。ただ、その賠償を要求する先は、本来であれば新日鉄ではなく韓国政府であるべきなのですが……と。

 1965年における「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」の文言に従えば、「両締約国及びその国民(法人を含む。)の財産、権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が(略)完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する。」と規定されています。

 また、韓国政府も自らの政府見解として、日本から支払われた無償供与の3億ドル(当時で)の中に、徴用工問題に関しては個人も含めその賠償用費用が含まれると認識している旨の書面があります。それをくるっと今更にひっくり返すのか……というわけで、日本政府側も当然ですが猛反発しているわけですね。さてはてどうなりますか。

 

 ネット上では「断交だ!」といった勇ましい声もありますが、ぱらっと韓国相手の貿易額を眺めてみると、月額輸出額で4,000億~5,000億円、輸入額で3,000億円くらいと、大体月額にして2,000億円程度の貿易黒字を出し続けています。年額じゃなくて月額です。

 この辺を考えると、断交するより、まあ「それはそれ、これはこれ」のスタンスで取れるもんは取った方が良さそうです。徴用工や慰安婦問題等に関しては毅然とした態度で断固拒否を貫きつつ、一方で貿易に関しては絞れるとこまで絞ってニッコリさせて頂く。片手で握手はしておきつつ、もう片手には銃を握る、くらいでいいでしょう。

 ……まあしかし、韓国って本当にこう……なんでしょうねぇ。国同士の約束事とか、そういうものを一切守る気が無い国、というのを自ら世界に喧伝している感じなのですが。いいのかしら、それで。もしかすると、今回の判決に関しては、むしろ韓国政府側も内心「こりゃぁマズい」と思っている、のかもしれませんけれども。

 

 ともあれ、今回の更新はこのくらいにて。ではでは。 

 


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