2015年4月26日（日）朝
昨日からの暖かさで、一気に咲いた霧島つつじ。
元、玄関があったところなので、土の下の層が石ころだらけだった。
段々花芽のつきがよくない、ガンバレ。
エッセイ ときめき
暮れに見たテレビをもう一度見たいと思っていた。
フィギアスケート、クリスマス・オン・アイスのショーで、フィナーレの高橋大輔さんの一場面を見たのだが、「あー」と思ったときは終わってしまった。
それが年を越した一月、ＢＳで再放送された。
同じ時間、夫も見たい番組があったので、前半はチャンネルを譲った。
話題になった安藤美姫選手のコーチだったモロゾフ親子の演技や、浅田真央選手と大輔さんのペアの演技もあった。
最後のソロの演技は思っていた通りだった。
照明を落としたリンクの一点からスポットライトに促されるように滑り始めた大輔さんは、しなやかな体の線を豊かに使って、競技会の時とは違った大きな滑りをする。
「肩が固くなってるよ」夫が肩をたたいた。
気がつくと、正座をしてテーブルをつかんでいた。
久しぶりにドキドキして顔が火照った。
あの時、どんな衣装でどんな曲だったかさっぱり思い出さない。
ただ、珍しい伴奏とのコラボだったのは覚えている。
ドキドキしたのは、もう一つある。
お正月に浅草の木馬館で大衆演劇を観た。
贔屓の劇団ではなかったので、最初はどこか冷めていた。
ところがショーが始まりスポットライトに照らされた大柄な役者が、華やかな黄色の着物を着て浮かび上がった。
息子と同じ年代の座長だという役者は、ゆったりと舞い始めた。
くるりと回ったときの裾回しが艶やかで、ドキッとし涙が出そうになった。
じっと息を詰めていた。
こう言うのをときめきというのだろうか、久しくなかったドキドキ感だ。
今迄、若い男性を見る時は息子と重ね合わせ、母親のような目で見ていたような気がする。
息子たちが巣立って、母親としての感覚が遠のき、一人の女性として目覚めたのだろうか。
女性と言うのには少々老けてしまったが。
課題 【赤・青・黄・白・黒】
先生の講評 ときめき二題
官能のときめきが、かすかなのが、逆に色っぽい。
アイドルは自分や時代の欲望の反映という見方がある
さてどうかー。
この二人に共通する魅力は何なのだろう。
つつじのつぶやき・・・・赤字のところをほめていただきました。
エッセイ 今日の予定は？
夫は朝７時に出かける。
夫のために、、ポストから新聞を出し籠に入れ、通りに自転車を引き出しす。
玄関を出てきた夫が、「今日のご予定は」と、おどけて聞く。
昨日から、だいたいの予定は考えているのでちょこっと教える。
「今日はね、公民館にいくの」
「今日はトイレ掃除をして、プールに行く」
「宿題のエッセイを、大真面目にとりくむ」
毎日そんな会話をする。
夫を送り出したあと、出かける予定がない日は、裏手の玉川上水へ散歩に出る。
楢や椚の大木の雑木林で、下草にはアズマネササやヤマブキが茂った遊歩道になっている。
今はまだ枯れ木に見える枝の先も、よく見ると何となく丸くなっている。
これから芽吹く若葉、土手の黄色のヤマブキの花も楽しみで、何時の季節もいいなと思う。
同じ時間に歩くので、顔なじみになった人も何人かいる。
犬の散歩をしている人は、大抵、ゆっくり歩いている。
「お早うございます」の後に、犬にも「○○ちゃんおはよう」「今日は寒いね」と声をかける。
その言葉は、半分、飼い主との会話になっている。
コースは約４千歩。４千歩は、一歩一歩数えた。
歩き終えると、一日の運動量は済ましたと、自分なりの区切りがつく。
一人で朝食をとった後、夫と話したこととは別に、気持ちが変わることがある。
前から気になっていた、ごちゃごちゃとした抽斗の中を何とかしよう。
区切りになるものや、調味料を入れている、プラスチックの入れ物も随分と古臭い。
ホームセンターへ行って探してこようかなどと。
歳を重ねて来たら、
キョウヨウと、キョウイクが大切だそうだ。
「今日、用がある」
「今日、行くところがある」
（Ａ） キョウヨウと、キョウイクが大切だそうだ。
（Ｂ） 「今日、用がある」
「今日、行くところがある」
課題 【朝・昼・晩】
先生の講評 ＡとＢがうまく対応していない。
つつじのつぶやき 分かりにくい表現をしてしまった・・・反省。
歳を重ねると、お花見が多くなる。
先日は小手指の「金仙寺」の枝垂桜。
昨日4月2日は、文京区茗荷谷の「播磨坂の桜並木」
と、小石川の植物園に行ってきました。
播磨坂の桜に見とれて、シャッターを切るのを
忘れてしまいました。
この桜は植物園の中の桜です。
大空にいっぱいに手を伸ばし、枝振りが皆元気でした。
ハンカチの木は、まだ何も葉をつけていませんでした。
午後、休日だった夫と東京駅で待ち合わせスカイバスに乗り
スカイツリー、浅草コースを巡りましたが
いやー本当に寒かった。
切手館地下のお味噌汁屋さんで
丼いっぱいの味噌汁を飲んで、中央線の中は夢心地でした。
