「がんこ」で食事会
夏休みのよい子たちに交じって、スタジオジブリの映画
「借りぐらしのアリエッティーを観ました。
里山でトトロを探して歩いている私達には、
ぴったりの作品でした。
気持ちは少女になって、食事会になりました。
集合写真のシャッターを、お店の人に頼むと、
板場から、イケメンのお兄さんが現れました。
「お願いなんだけど、実物より綺麗に撮ってね」と言うと
「頑張ります」と、力強く引き受けてくれました。
日本語が堪能で、笑顔が素敵な、中東の国の若者かと思うのですが。
Ｍさんからのメールです。
料理もおいしく、
楽しいおしゃべりで、日ごろの憂さも晴れましたよ。
「綺麗に撮って下さいね。」「頑張ります。」の、
よその国から来ているお兄さんとの会話が
とても自然なのがすごーく良かった。
思い出すたび笑えそうです
エッセイ：音
夕食の支度をしていると雷が鳴った。
階段を駆け上がってくるルリ の足音がする。
上がってきたルリは、私を見つけると、低い声で小さく吠えながら、
ぴょんぴょんと飛びついて、抱っこしてとせがむ。
又雷が鳴って、大粒の雨が降り出した。「あっ、下の部屋の窓が開
いてた」ルリを置き去りにして階段を下りる。すると、ルリも一緒に降
りながら足に絡みつき、私の行く所に必死で付いてくる.
ルリは７キロ位の体重があるので結構重たいのだが、雷の時は抱き
しめ、気持ちが落ち着くのを待つ。
ルリは大きな音が大嫌いである。新聞屋さんのバイクの音、資源ご
みの回収の声、花火の音、そんな声が聞こえると、一目散にベラン
ダから首を出し、思いっきり吠え掛かる。
だが、雷の音は、とっても怖い音だと思っているらしい。嫌いな音
には吠え掛かり、怖い音には逃げ帰る。
又、私がくしゃみをすると、一目散に飛んできて、膝に手をかけ、
「大丈夫？」とでも言うように顔を覗き込む。
私は畳に布団を敷いて休むが、ルリは、私の掛け布団の端っこで寝
ている。
夜中に息子が帰ってくると、しゃかしゃかと、足の爪が畳を捉える 独
特の小さな音をたて、迎えに出る。
玄関で、酔っ払った息子が何か言っている。
そして又、しゃかしゃかと部屋に戻り、「ちゃんと帰ってきたよ」
とでも言うように、私の顔に「ふっ、ふっ」とひそやかな息をかけ、 寝
ている事を確かめて、ドスンと横になる。
隣の部屋で、息子の軽い咳払いが聞こえる。
晩年、ルリは耳が聞こえなくなって、雷の音やバイクの音、私のくしゃ
みの音にも反応しなくなった。大きな雷が鳴ってもすやすやと眠って
いる。
ルリから音が消え、そして死んだ。
私の耳から、ルリの「ふっ、ふっ」も、小さな足音も消えた。
【課題 音・色】
先生の講評
わが家のペット自慢の域をこえて、命にふれている。
先週のゴーヤ君です。
暑いですね。
ゴーヤと厚いカーテンで、輻射熱を遮っています。
ゴーヤ君ははとっても水が好き、せっせと水遣りをしています。
私も水が好きです。
夕方、プールに行ってきます。
２０１０年８月１１日のレンゲショウマ
今年もお花大好きＫさんのお誘いで、パソコン教室のお友達と４人、
御岳のレンゲショウマに、あいに行ってきました。
みんなカメラを本格的にやっているので、立派な一眼レフや
３脚を立て、厳しい目でレンズを覘いていました。
私はデジカメで適当に撮っていると、
みんながアドバイスをしてくれました。
会心のレンゲショウマ、どうでしょうか・・・・。
もう直ぐお別れする百日紅です。
ホントにきれいな花を見せてくれるのですが、
私道にはみ出した枝が、小さな風にも、小雨にも
花びらを散らします。
２～3年前から決心が付かなかったのですが、
この間、夫に告げたら「俺が毎日掃く」と言ったのに
やっぱり３日坊主に終わりました。
ご近所に、これ以上迷惑はかけられません。
