つつじの書・・

霧島つつじが好きです。
のんびりと過ごしています。
日々の暮らしを、少しずつ書いています。

里山通信2009年5月

2009-05-29 10:40:06 | 里山通信

 

 

住宅街に咲いていたオオヤマレンゲ (Mさん撮影)

国分寺から、ハケの道と呼ばれている国分寺崖線を訪ねて
国分寺から武蔵小金井までのコースを歩いた。

急斜面に建つ住宅地を見上げながら歩いていると、
フェンス越しに清楚な花が咲いている。
「きれいな花!」 「珍しいわね」
早速植物博士のSさん、Yさんに尋ねる、「オオヤマレンゲよ」納得。
途中の貫井神社で、崖からの湧水を探検。
池の大きな石の上で、蛇が昼寝をしていた。

大岡昇平の武蔵野夫人を求めて、道草しながらの散策は
野川の草原で食べた、お昼ご飯で一区切り。
武蔵小金井駅前の喫茶店で終わるはずが、マタ盛り上がり
バスに乗って芝久保バラ園に行き、満開のばらを見て、大満足な一日でした。

※ 香りのいいバラ・・セバスチャン・クライブ

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八幡つつじ

2009-05-28 15:05:37 | 楽しい仲間

 那須の八幡つつじ 

クラス会で、鬼怒川温泉に行ってきた。
2~3年おきに会えるのが楽しみで、毎回参加している。
いつも企画や幹事をしてくれる地元の友達は、グループで
よく旅行に出かけたりして、仲良くお付き合いしているとか・・
そんな和やかな輪の中に誘ってくれる。
一人ひとりの挨拶で、「死ぬまで参加します」と言ったので
私も「最後まで参加します」と、言ってしまった。
最後って、私が幹事ですね。

2日目、那須の八幡つつじを見に連れて行ってもらった。
乗り物に弱い私に「そ~と連れて行ってあげる」と
優しい言葉どおり、巧みな運転で山路を走ってくれた。
ハイブリット車にはじめて乗ったが、
静かで揺れが少なく、最高のドライブでした。
「○○ちゃん」で呼び合う会話は、笑顔がいっぱい
幼友達って、いいな・・・。

 美味しかった那須のお蕎麦

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ・寝る犬

2009-05-18 18:26:51 | エッセイ

 エッセイ・寝る犬    

わが家には小型犬種の老犬がいる。いつも寝ている。歳をとると、
動物はこんなに寝るのだろうかと思うほどよく寝ている。あまり
寝てばかりいると、身体も脳にも良くないので、暖かい日中に、
散歩に連れ出すようにしている。

以前は、「散歩」と言う言葉には、敏感に反応した。「さ・ん・
ぽ」と、イントネーションを変えて言っても、目を輝かせ、ちょ
こっと首をかしげ、「私、うれしい」と言わんばかりだったのだ
が、最近はどうでもいいという仕草をする。やっと連れ出しても、
すぐに帰ろうとするので、適当な所までは抱いていく。中年太り
をした体重は結構重たいが、両手で抱きかかえて、いろいろ話か
ける。ときどき「フウ―ン」と言って鼻を鳴らす。

犬は、一年程前から白内障で、余り目が見えない。下ろされた所
を一寸だけ見渡して、すぐに帰り道をさがし始める。折角来たの
だから少し遊んで欲しいのに、リードをぐんぐん引っ張って帰っ
てきてしまう。

昼間は玄関前の部屋で寝ている。冬は小さなアンカも入っている
お気に入りの場所だ.

嫌いなことは、留守番らしい。出かける支度を始めると、私に背
を向け、ガラス戸越しに、庭をジッと見て我慢している。こんな
時は、話しかけても知らん振りだ。「行ってきます、待っていて
ね」と背中をさすりながら声をかけると、ようやく振り返って、
玄関まで見送りに来る。
私は、大きな声で「行ってきます」と言う。

 玄関を出てから、忘れ物に気づくことがある。鍵をガチャガチ
ャといわせてドアを開けると、見送りを終えた犬は、やれやれ用
事は済んだといわんばかりに、すでに自分の寝床に入っている。
が、玄関に立っている私の姿に気がついて、吃驚したように首を
もたげる。「忘れ物」と声をかける。

これをもう一度することがある。その時は「何やってるの?」と
いわんばかりの表情をされる「ごめんね、又忘れちゃった」

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

エッセイ・映画

2009-05-08 10:18:47 | エッセイ

 映画

そういえば、ジェームス・ディーンのブロマイドが無くなった。
何年か前息子がくれたのだ。私はジェームス・ディーンが好きだ
ったなんて言ったかなと思ったが、「有難う、よく憶えてくれて
いたのね」とお礼を言った。そのブロマイドを、リボンをかけた
ワインの前に立てかけて、何年も楽しんだんだっけ。

若い頃、リバイバルのアメリカ映画をよくみた。特に「理由なき反
抗」のジェームス・ディーンがよかった。映画の内容よりも俳優の
彼に参ったのかもしれない。彼の大ファンだという映画評論家の
「小森のおばちゃま」がテレビに出ると、何を話すのかと聞き耳を
たてた。「あの目がいいの」同感だった。
「エデンの東」「理由な
き反抗」「ジャイアンツ」3本の映画と、死後、何とかと言うジェ
ームス・ディーンのダイジェスト版も見た。

「ジェームス・ディーンが好きだったのよ」なんて会話を、夫とし
た覚えがあるが、確か息子は小さかったような気がする。

独身時代、勤めていた会社に、映画の好きな先輩がいて、見てきた
映画の話をよくした。「ローマの休日」「風と共にさりぬ」「黄昏」
「慕情」「旅情」【ドクトルジバコ」「カラマーゾフの兄弟」西部
劇の話もした。先輩は「カサブランカ」のハンフリーボガードが大
好きと言っていた。感動したことやスターの魅力、映画の話は会話
が弾み、楽しい時間がすぎた。

東京湾の野鳥公園へ、バードウオッチングに行った。毎月、あちこちと遠足
をして
、気心が知れている同年代の人達ばかりである。ネイチャーセ
ンターの望遠鏡で、大きな海鳥を何羽も見た。若い学芸員が、熱心
に説明をしてくれるので、何時ものおしゃべりは無く、皆、少し緊
張して聞いていた。すると、干潟にいるかわいい鳥の説明になった。
「シギです」「?」「イソシギです」急に緊張が解けた。「エリザ
ベス・テーラー」

※ 先生の講評
  快調な出だし。
  半映画でくくると焦点がぼやける。最後までJ・ディーンで完
  結したい。
  もし。そうしたいのならどう受け止めたかの心を1本通したい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする