つつじの書・・

霧島つつじが好きです。
のんびりと過ごしています。
日々の暮らしを、少しずつ書いています。

2009年7月里山通信

2009-07-31 11:45:49 | 里山通信

写真提供 会員Mさん 

西武球場駅を出発し、14コースを進みました。
雑木林の道は風も通り菩提樹池のあたりはトンボもとびかい
曇天も手伝って、暑さも比較的らくに歩けました。
 
予定にあったピザ屋さんでの昼食は、定休日で残念でしたが、
場所を教えていただき、次回の楽しみにしました。
そのすぐ近くに、芝生が綺麗に広がり
眺めのいい庭に、平屋の建物があります。
みんなでここはどう言う家かしら?などと言っていましたら、
どうぞ中へ入って下さい、あれは自分で建てたんですよ。
と気さくな感じのご主人が、ご自慢の手作りハウスをみせてくださいました。
廃材などを利用して作られたそうですが、囲炉裏までありなかなか見事で、
みなさん、感心しきりでした。
 
広い芝生に座り、ご主人から、荒地から芝生にされた話などを
伺ったり、庭にたぬきが来る写真をみせていただいたり、
初めてお会いした方なのに、私たちもゆったりした気分にさせていただき
14コースの1部だけ歩いたことになりましたが、大満足で帰ってきました。
 会員Sさん書いてくださいました。
 
今月の散歩、つつじは欠席してしまいました。
みんなの楽しそうな会話が、聞こえるようです。
 
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エッセイ・草いきれ

2009-07-15 16:34:28 | エッセイ

エッセイ・草いきれ

夕食の食器の音に目を覚ますと、腕が痛い、猛烈に痛い。咄嗟に何
が起きたのか分からず起き上がる。

真っ暗な部屋の電球にスイッチを入れ、母がけげんそうな顔をして
覗き込む。
「どうしたの?」
「腕が痛くて上がらない」
「又、何をしたの?」
「ぐみを採りに行って、坂で転んだ」
「また~」
私が十才位だった頃だと思う。
長雨が止んで、急に晴れた日、友達と、近くの山にぐみの実を採り
に行った。山道は激しい水が流れた痕や、たっぷりと水気を吸った
青葉や伸びた草が重なり、いつも見慣れた景色とは違っていた。誰
も来ていなかったぐみの木には、真っ赤な実が沢山生っていて、思
う存分頬張り、残りはに入れた。   

私は近道をする為に友達と別れた。篭には沢山のぐみが入っていて
気分がよく、急な坂道を猛スピードで駆け下りた。そこで滑った。
急な坂道に頭が下、足が上の、半分逆立ち状態になり、起き上がろ
うとしても腕が痛くて立てない。誰も居ない山道の草いきれの中で
大泣きしていたが、それでも何とかして家にたどり着き、昼寝用の
布団で寝てしまったようだ。

こんな時の応急処置は、いつも近くの柔道家に見てもらう事になっ
ている。

田植えがすんだ田んぼの畦道から河原に出ると、長雨のせいで小さ
な丸木橋が流されていた。母は迷わず私に背を向けた。私は一寸迷
ったが母のふっくらした肩につかまると、母はざぶざぶと川を渡っ
た。

柔道家の家に着き、遅い時間を詫びて治療を頼んだ。幸い骨折はし
ていなかった。

帰り道、母と並んで歩いていると、その日大きな声で泣いた事と、
母におんぶしてもらった事が恥ずかしく、訳もなくおしゃべりをし
た思い出がある。

※ 先生の講評
                童画のようなデッサン、純粋風景

コメント (2)
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緑のカーテン

2009-07-14 15:14:34 | つぶやき・・

7月14日のゴーヤ

前回6月17日紹介の、ゴーヤはこんなに成長しました。
インゲン君ももうすぐ、収穫できそうです。

梅雨明けももうすぐ、成長を見守るのはうれしい事ですね。

成長は早く、老化は遅く・・・

 

 

 

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