つつじの書・・

霧島つつじが好きです。
のんびりと過ごしています。
日々の暮らしを、少しずつ書いています。

迷子のポットちゃん

2011-07-28 14:29:25 | つぶやき・・

 迷子のポット 

一昨日、横須賀の猿島に行った折
喫茶店の洗面所で着替えるため、
リックから出して、忘れてきてしまいました。

昨日、インターネットで、横須賀中央の喫茶店を検索して
何軒かのお店に、
「40年ぐらい前からやっているお店はご存じないでしょうか?」
と尋ねて、探し当てました。

喫茶「ラペ」横須賀市大滝町2-16
サイカヤそば、入り口にレトロな自転車があります。
なぜ「40年前から・・・」は、Yさんがお店の人と話していたのを
思い出したからです。

厚かましくも、電話で着払いでお送り下さいとお願いしたら
今日、宅急便が届きました。
中はキレイに洗ってくださっていて、
ありがたいことです。

 

 

 

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里山通信:2011年7月

2011-07-27 15:29:25 | 里山通信

 要塞の通路 

夏はやっぱり海でしょう、と、楽しみにしていた、
   
横須賀の無人島、猿島に行ってきました。
1時間おきの連絡船で10分、切り立った岩肌に
緑濃い島で、なんとも嬉しい。

明治中頃から、東京湾を守る為に造られた
旧軍施設のレンガ積みのトンネルや砲台跡、
弾薬庫あとなどが、深い木々のなかに、
ひっそりと眠っています。、

終戦までは、一般人の立ち入りは禁止されていましたが、
今、小さな浜は、海水浴と、バーべキューをする
若者が沢山いました。

日蓮上人が修行した言われる洞窟の先、
急な階段を下りていくと、太平洋の青い海。
水際で、ポチャッと、塩水に手をにつけてきました。

 

 

 

 

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商売繁盛

2011-07-20 14:03:20 | つぶやき・・

台風で、どこにも行けません。
こんな時は、お片付けのチャンスですが、
何にもする気がおきません。

昭和から3代目の、「いせ辰」の招き猫と
先日行った、紫陽花山のギボシ
玄関で働いています。

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台風がきています。

2011-07-19 14:32:03 | つぶやき・・

 プレゼントの絵本 

台何年か前、私の誕生日に、息子が贈ってくれた絵本です。
この絵本を見ると、私の気持ちは優しくなって
大きな母になります。

風がきています。
大雨や波浪注意報が沢山出て、心配です。
天災は・・・今年は・・・どうかお手柔らかにと願っています。

 

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エッセイ:蛍

2011-07-15 13:30:08 | エッセイ

 エッセイ : 蛍

里山歩きの友人達と、蛍を見に行った。

今年で3回目なので、蛍を見るこつが、少し分かってきた。
6月終わりから7月初めの日、曇って蒸し暑い晩、7時半から9時ぐら
いまでの時間、雨が降っては飛ばない。そして、多分月夜では飛ばない
ような気がする。

今回は一昨年に行った、あきる野市の山間の谷戸に行った。
昼間暑かったし、平日の晩ということもあって、見学をする人も少なか
った。
ボランティアの人たちが沢山いたので、大きな声を控え、山間に入った。

昼間の様子は分からないが、昔は田んぼだったと思われる湿地帯の端は、
草に足をとられる。小さなライトを手がかりに歩いていくが、雑木に、
夏草が茂っていて谷戸に入る道に迷った。
先に入ったグループの明りが見える。

「いた」直ぐ近くの枝に、小さな光が見えた。
嬉しくなる。毎回思うのだが、最初に会った蛍には、説明しがたい感動
を感じる。自然界の蛍に会いえた、私も生きている、なんて。

夕闇が濃くなると、あちこちが光る。
「飛んだ」
「あっ、あそこ」
「大きいのはゲンジボタルよ」

土手にシートを敷いてしゃがみこむ。
蛙の声と、蛍の乱舞、午後8時ごろがピークのような気がした。

「蛍になって帰ってくるって、話があったわよね」と誰かが言う。
終戦間近、特攻隊員がお母さんと呼んだ、知覧、「富屋食堂」の主人ト
メさんと、隊員たちとの交流の話だ。
戦闘機に片道の燃料だけを積んで、明日は飛び立つという隊員が、「明
日の晩、蛍になって帰ってきます」と言う。そして次の晩、店の引き戸
の隙間から、一匹の蛍がスーッ舞いこんで来たという。

こんな話も、じわじわと心に響く、蛍の夜だ。

今年は蛍の乱舞と言うような光景を堪能しました。
夫に自慢をしたら、「自分だけ楽しんで」と言うので
次の日、夫と姉を誘って、またまた蛍の晩でした。

※ 谷戸に入る所を迷ったのは、次の日です。

 

 

 

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エッセイ:草いきれ

2011-07-05 15:15:24 | エッセイ

 

 

エッセイ:草いきれ


夕食の食器の音に目を覚ますと、腕が痛い、猛烈に痛い。咄嗟に何が起
きたのか分からず起き上がる。
真っ暗な部屋の電球にスイッチを入れ、母がけげんそうな顔をして覗き
込む。

「どうしたの?」

「腕が痛くて上がらない」

「又、何をしたの?」

「ぐみを採りに行って、坂で転んだ」

「また~」

 

私が十才位だった頃だと思う。

長雨が止んで、急に晴れた日、友達と、近くの山にぐみの実を採りに行
った。
山道は激しい水が流れた痕や、たっぷりと水気を吸った青葉や伸びた草
が重なり、いつも見慣れた景色とは違っていた。誰も来ていなかったぐ
みの木には、真っ赤な実が沢山生っていて、思う存分頬張り、残りは
に入れた。   
 

私は近道をする為に友達と別れた。篭には沢山のぐみが入っていて気分
がよく、急な坂道を猛スピードで駆け下りた。そこで滑った。
急な坂道に頭が下、足が上の、半分逆立ち状態になり、起き上がろうと
しても腕が痛くて立てない。
誰も居ない山道の草いきれの中で大泣きしていたが、それでも何とかし
て家にたどり着き、昼寝用の布団で寝てしまったようだ。
 

こんな時の応急処置は、いつも近くの柔道家に見てもらう事になっている。
田植えがすんだ田んぼの畦道から河原に出ると、長雨のせいで小さな丸
木橋が流されていた。
母は迷わず私に背を向けた。私は一寸迷ったが母のふっくらした肩につか
まると、母はざぶざぶと川を渡った。柔道家の家に着き、遅い時間を詫び
て治療を頼んだ。幸い骨折はしていなかった。

 

帰り道、母と並んで歩いていると、その日大きな声で泣いた事と、母に
おんぶしてもらった事が恥ずかしく、訳もなくおしゃべりをした思い出
がある。

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