つつじの書・・

霧島つつじが好きです。
のんびりと過ごしています。
日々の暮らしを、少しずつ書いています。

里山通信 2015年7月

2015-07-29 17:05:30 | 里山通信

蔓人参

8月~10月、淡緑色で内面に濃い紫色の斑点がり、鐘形の花をつける。
ジイソブ(爺そぶ)とも呼ばれる。
「そぶ」とは木曾地方の方言で「そばかす」のことだそうです。
三省堂大辞典より

植物博士のさんに教えてもらわなければ、
これがどうして、「つる人参」なんて名前がついたのか
気がつきません。

7月の散策はお天気との勝負です。
今月はウバ百合をを見に行く予定で、バスを待っていると
雨が降りだし、気持ちがしぼんで、急きょ近くの
薬用植物園に変更する。
変わりやすいお天気、雨の後の湿気には少し参りました。

園内の東屋で昼食とおしゃべり、時々吹く涼しい風にうっとり。
帰りは喫茶店でかき氷を食べ夏の散策は終わりました。

 

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講演会

2015-07-26 10:42:04 | 東京散歩

年も、有楽町のよみうりホールに、
日本近代文学館主催の講演会を聞きに行きました。 
講演2日目は、映画「小さいおうち」を書かれた中島京子さん、
昨年、本屋大賞「村上海賊の娘」を書かれた和田竜さん、
と浅田次郎さんのトークでした。

銀座の焼き鳥屋さんでランチをし満腹、
涼しいホールに眠くなって、
ひと時は、
一緒に行った人全員眠っていました。

志高く、文学散歩の予定に入れて2回目の講演会、
来年はもう・・・考え直す?かも。

 

 

 

 

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散策

2015-07-19 16:19:21 | 夫と・・・・。

玉堂美術館

御嶽渓谷の遊歩道

台風一過の日曜日、朝からまぶしいくらいの青空。
こんな空を見ると、表に出かけたくなる私。
夫も待ってましたと、すぐに決まる夫婦。

さて、「暑いしな~」涼しそうなところ・・・奥多摩。
御嶽渓谷の遊歩道に行ったことがない私は、すぐに賛成。

奥多摩行きに乗って、御岳駅下車。
河合玉堂の美術館に寄ってからのスタートです。
多摩川の上流にある渓谷は、先日の台風の雨で水嵩が増し
白いしぶきをあげ、轟々と流れていました。

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台風

2015-07-17 11:45:44 | つぶやき・・

Sさんから頂いた小箱
ボタンのいろいろが入っています。

台風11号上陸、熊野川の氾濫、杉の木は大丈夫かしら。
落葉樹と違って保水性がないから山崩れがおきやすいと
聞いたことがあります。
伊勢から、熊野、何時か又、行って見たいところです。

ベランダのゴーヤ、今年は軽いコンテナ用の
培養土を使ったのがいけなかったのか育ちが悪い。
そこに風にあおられたネットがゆれて
葉っぱが枯れてきました。
メダカも死んじゃうし、喪失感がじわじわ・・・・。

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梅雨ですね。

2015-07-08 13:09:40 | つぶやき・・

雨ですね。

お肌しっとりもいいのですが、洗濯物が困ります。
私は青空を見ると元気になって、
「さ~」と、家事に取り掛かれるのですが
こんなお天気じゃ、イマイチやる気が失せます。

パソコンの前で、小さな庭を眺めています。
何にも手入れをしてあげないのに
今年もカサブランカは、咲いてくれました。

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エッセイ 午後の雨

2015-07-01 15:05:15 | エッセイ

エッセイ 午後の雨

息子がまだ幼稚園に入る前だった。
お昼ご飯を食べ、いつものテレビ番組を見ていた。 

夫から電話が入った。
「お客さんからの入金がまだない、何とかなる?」口座にある残金が不足して、今日中の決済金が足りないと言う。
お金はどこへ持っていくのかと聞くと、立川駅の改札口迄持ってきてと言う。

こんなに激しい雨が降っているのでは、息子を友人の家に預かってもらいに行けない。
連れて行くしかない。大急ぎで、レインコートを着せ長靴を履かせた。

バス停に着くまでに、着ているものがかなり濡れた。
急な雨だったせいか、車内は学生たちで混んでいた。
席に息子を座らせ濡れたコートや雨傘をたたみ、持っていた袋に入れた。
急いでいるから、バス代がすぐに出せるように、小銭が入った財布をポケットにしまった。
預金通帳の入ったバックを肘掛けに吊るし、息子と入れ替わって席にかけ、膝に抱いた。

立川駅がバスの終点になっている。
濡れた雨具と息子を、抱きかかえながら降りた。

土砂降りの雨が降っている。
そこから3~4分の所に銀行はある。

信号を待っている時、とんでもないことに気がついた。
通帳の入っているバックを、バスの座席に掛けたまま降りてしまった。
始発だからバスはまださっきの駅前にいるかもしれない。
万が一、走り出しても今来た道で会う。
息子の手を引いていると間にあわない。

近くの、鞄屋の横に連れて行き、「お母さんが来るまで絶対動かないでね」と言い聞かせた。
歩道の信号は赤だったが走った。
バスは発車寸前だったが間にあった。
バックはあった。

今度は息子の所に走った。

たしか、息子は黄色い傘をさして、泣きもしないで待っていた。
「お母さんの頭、びしょびしょだよ」、そんなことを言ったかもしれない。
私は泣いたかな、今は携帯電話の店になってしまった鞄屋の所に、置き去りにしたことを、ときどき思い出す。

  課題 【穏やか・激しい】
         
  
先生の講評  
     
 こくこくと激しくなる雨の経過と情景が、心理の動きを代弁してすぐれている。
       映画の一つのように、つまりビジュアル表現。  
                     
   

   じのつぶやき ・・・ 久しぶりに褒めていただきました         

 

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