つつじの書・・

霧島つつじが好きです。
のんびりと過ごしています。
日々の暮らしを、少しずつ書いています。

文学散歩 駒場

2019-03-16 14:33:21 | 楽しい仲間

10年続いている街歩き、文学散歩も
最近は文学の方の影が薄く散歩が多くなりました。

今月は珍しく駒場の日本近代文学館と前田侯爵邸でした。
昨年秋にリニューアルされて、ガイドの方も沢山おられ
私たちだけのグループにも付いてくれました。
何度か行っていますが、ガイドの説明は今回が初めて

「よくわかりました!」

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春が来ました

2019-03-13 10:20:15 | つぶやき・・

昨日から、鶯の微かな声がしていました。
今朝はっきりと「ホーホケキョ」。

春です。

秋に植えた玄関脇の鉢、寒い冬を乗り切り花を咲かせています。
もうしばらく楽しみます。

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エッセイ 金仙寺の枝垂れ桜

2019-03-05 15:00:01 | エッセイ

エッセイ 金仙寺の枝垂桜  課題【春・自由課題】 2010・4・9

月に一度、10人ほどのサークルで、狭山丘陵を歩いている。
春の予定を決める時は、皆で迷う。
お花見に行きたい所が、分れてしまうからだ。

今年は、所沢の金仙寺の枝垂桜と決まった。
西武線の小手指から、早稲田大学行きのバスに乗って、終点で降りる。
バス停の直ぐ前は、里山の入り口だ。
静かな雑木林に入ると、もう木々は芽吹いていて、時々黄色い花かと思うくらい、鮮やかな若芽が風に揺れている。
ぬかるんだ山道を歩いて行くと、小さな沼に出会う。
狭山丘陵から染み出した水が、チロチロと音をたてながら流れこみ、鉄分を含んだ沼は、落ち葉が鈍い色をして積もっている。

しばらくして、金仙寺の見える道路に出た。
満開の時は遠くからでも判る枝垂桜は、まだ咲いていない。
やっぱり昨日迄の強い風と、肌寒い気温に、桜も蕾を開けなかったようだ。

金仙寺は、小高い丘の上にある。
急な坂道と階段を上って、枝垂桜の下にたどり着く。
桜は、堂々とした大木で、丁度三分咲きと言う所だった。
花が満開の時は、その下に立って見上げていると、ふわっと、花の精に包まれたような、懐かしい気持ちになれる。

このお寺の後ろに、地元出身の、個性的な俳優「左ト全」の墓がある。
生前住んでいた、世田谷の自宅の門が、表札が掛かっている状態で移築されている。
本名は三ヶ島一郎というそうだ。

墓地は「三ヶ島家」として、比較的広い区画が囲われて、中ほどに「奥津城」と立派な石碑が立っている。
「此処にお城があったのかしら」と私が言うと、「神道の方では、お墓をオクツキと言うそうで、三ヶ島家は代々神官だったから、この石碑なのでしょう」と友人が言った。

  先生の講評・・・・・・・・花の写生はしっかりしている。
               結末は「左卜全」の個性について触れたい。
               今のままの結語では「幕が下りない」。

 つつじのつぶやき・・・9年前の作品です。
               左卜全の剽軽な役
などを書いたらとのようなお言葉でした。

 

 

   

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