つつじの書・・

霧島つつじが好きです。
のんびりと過ごしています。
日々の暮らしを、少しずつ書いています。

里山通信2009年4月

2009-04-29 14:32:11 | 里山通信

 イダキと自転車 

西武線西武園駅出発、住宅地の細い坂道を辿って回田緑道から
「せせらぎの道」へ、小さな池からの水が流れ、里山の小川の風景だ。
周辺には、サンショウウオ、ゲンジボタルが生息しているとか。
狭山公園に入り、木漏れ日の林で深呼吸。
大きな樹の、大きな葉っぱに「ほう葉だ!」
「とちの木の葉でしょう」植物博士のSさん、さすが。

すっかり改修された、たっちゃん池の水を眺めていると
後ろのベンチから 「ぶうぁ~っぶ、っぶ」と遠慮がちな低い音色が・・・
「何と言う楽器ですか?」「聞かせていただけませんか?」
「触らせて下さい」「どこでつくられているのですか?」
沢山の「?」とお願いに、嫌な顔をせずに、一つ一つ応えて
くれたハンサムな好青年に、すっかりうれしくなった母達でした。

楽器は「イダキ」
ユウカリの木を,シロアリがあけた空洞に,息を吹き込み音を出す。
オーストラリアのアボリジニ民族の楽器、本来は、神事のものである

 

 

 

 

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今年のつつじ

2009-04-25 12:41:34 | つぶやき・・

 

窓いっぱいの霧島つつじ。
新しいカメラに変わったら、
ホワイトバランスがうまく設定できません
変な色ですね。

今年の霧島つつじは、咲きだしが遅かったせいか、
沢山の花をつけました。
今日の雨に、花びらが重くなって
枝が折れそうになっています。

さっき雨の中、満開の枝を折ってきました。

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エッセイ・霧島つつじ

2009-04-16 16:32:23 | エッセイ

 

エッセイ・霧島つつじ

 母の実家は、村の真ん中の砂利道を曲って、山の方に少し上
がっていくと、集落が六軒ほどの、一番奥にあった。
昔は大きな農家で、大家族が暮らしていたと言うが、私の生ま
れる前に、田畑も家も人手に渡り、屋敷だけが残ったという。
私の記憶の中には、だだっ広い屋敷跡に、昔の家の土台だった
石があちこちにあった。葱や菜っ葉の野菜畑や大きな樹木、何
かの花も咲いていた。背戸は沢山のつつじが真っ赤に咲く、白
っぽいゴツゴツした岩肌の小高い山で、その屋敷のはずれの小
さな家に、祖母と、まだ結婚をしていない母の兄が住んでいた。

 私は町中にある家で、両親と住んでいた。
母の兄は町に出かけてくると、私の家によく泊まっていった。
帰る時、幼い私を誘い、母の実家に連れていっては、しばらく
祖母と3人で暮らしたりした。

 祖母は、子供を9人も生んだ。母が末の子供だったので、私
から見たら、随分年をとっていた。優しいおばあちゃんと言う
のではなかったが、寝る時はいつも一緒だった。日向の匂いの
する布団の中で、おとぎ話や、わらべ歌を、聞かせてもらった
ような憶えがある。

 母の兄は、家に帰ると、私には関心をみせず、祖母ともあま
り話しをしなかった。私は祖母の後を、一日中付いてまわった。
時々、祖母の傍にいるのにも飽きると、裏山のつつじの木の下
に行って、おままごとをした。
幼い私は、つつじの種類などは
分からなかったが、大きな樹の、鮮やかなつつじが大好きだっ
た。多分、つつじの花と、春の青空を、うっとりと眺めてでも
いたのだろう。

 7~8年前、春の風に吹かれて自転車をこいでいると、植木
屋さんの畑に、赤いつつじを見つけた。懐かしくなって、植木
屋さんに尋ねた。
「霧島つつじです」
幼い日の、あの時に、めぐり合ったと思った。

 今、私の庭の霧島つつじもをつけた。もうすぐ、真っ赤な
花が咲く。

※ 先生の講評
    表題の通りなら、初出はカラフルにする等印象を強
    めたい。
    のどかな人と風景がほうふつとする。

 

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枝垂桜

2009-04-11 14:19:29 | 夫と・・・・。

 金仙寺から比良の丘に通じる道は花ざかり  

4月4日(土)金仙寺の枝垂れ桜を見てきました。
今年は天候不順のお陰で、花盛りのいい頃合いでした。
写真の道を進むと、左側に白いベンチがあり、
誰もいなかったのでゆっくりと座り、
狭山丘陵の木々の芽吹きと
いい風に吹かれてきました。

土地の人から教えてもらい
小手指駅の反対にある
「砂川堰の枝垂桜」を見に行ったのですが
残念ながら、3分咲きでした。
相当の桜の株があり、満開はさぞやと思われます

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里山通信2009年3月

2009-04-01 16:47:56 | 里山通信



   根川緑道の桜と無門庵のランチメニュー  
Mさん撮影

モノレールで柴崎体育館に下り、すぐ下の根川へ。
根川の桜は3分から5分咲でしたが、人が少なくてかえってよかった、と。
鷺も鴨も鯉ものんびりと、いい処なので満開の頃また来よう!
と言っていましたが、さて?
貝殻橋の側の、至誠保育園の幼児が、川の向こうの急斜面の緑地を
うまく上り下りするのを、こちらの土手からハラハラしながら
見ていましたが、慣れたものでした。
こちら側の、川からさしでた桜の枝ごしに
赤や黄色や、緑の帽子がちょこちょこと遊んでいる様子は、
ちひろの絵でした。
甲州街道を渡り、みのわ通りを、土筆やハナモモを見ながら矢川緑地へ。
12時過ぎに無門庵につき、2500円ピッタリの地ビールつきのお料理を
美味しくいただき、側のギャラリーで、手作りの木の椅子やテーブル、
染めと布の壁飾りを見て、帰途に着きました。
春はいいですね。
花、花、花…で。
( さんから頂いたメールを掲載させていただきました。
ご了解済みです、さんありがとうございます。
又、写真はさんの力作です )

今回の里山は、他のサークルと同日になって欠席してしまいました。
美味しそうなランチも写真で見るだけ・・・残念。

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