つつじの書・・

霧島つつじが好きです。
のんびりと過ごしています。
日々の暮らしを、少しずつ書いています。

2014年4月 里山通信

2014-04-23 13:39:20 | 里山通信

地元、国分寺駅から国分寺崖線に出発。

殿ヶ谷戸庭園の塀越しに、真紅の牡丹の花が見えるので寄り道。

塀沿いに下って住宅地の中を歩く。
多くのお宅の庭木が花盛り、そして鉢植えも。
花談義はますます快調。

貫井神社に到着。
前回、湧水の池の岩に蛇が昼寝をしていたのを、
さんが見に行ったのを遠目に見ていたが、
今回もさんの発見、大きな庭石からヒノキが生えていました。
栄養も水分も何にもなさそうな窪みに、生きる根性を見ました。

小金井次郎のお墓、小金井神社にお参りの後野川へ。

「ホーホケキョ」桜の木に止まってしっかり姿を見せてくれた鶯。

来年、「野川の枝垂桜」を見に来ましょうと約束した
土手の桜並木は見事でした。

 

 

 


 

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乾門の桜

2014-04-07 15:10:16 | 夫と・・・・。



お花見の人出

午後からお天気が危ないとの天気予報は聞きました。
だけど、門の前に着いた途端にアヤシイ雲行き
桜は120パーセントの咲きごろ。

坂下門から、乾門までの一方通行
とに角、人人の行列に、周りを楽しむ余裕は
有りませんでした。

帰り北の丸公園から武道館を回って
千鳥ヶ淵の桜を見ました。

武道館では大学の入学式があり、
ご家族で記念写真、お祖父ちゃんお祖母ちゃんも一緒に。
多分、地方からの上京かなと、微笑ましい光景が見られました。

コメント (1)
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エッセイ 熱中

2014-04-01 13:03:39 | エッセイ

エッセイ 熱中

 東京に雪が降った。毎年1、2度は降るから珍しいことではないが、今年は大雪になり、家の周りは30センチ以上も積もった。

子供達がいた頃は、雪が降ると、交通の乱れや、滑りやすい雪道が心配だったし、私も買い物が大変、野菜の値段が上がる、雪は厄介なことだと思っていた。

だがこの頃雪が好きになった。降る雪を見ていると、見慣れた景色がだんだん変わっていくのが楽しい。

雪が止むと、一番にすることがある、積もった雪で、倒れそうになった植木を箒で払う。お辞儀をしていた枝が「苦しかった」とでも言っていたみたいに、すっくと頭を上げる。

面倒だった雪かきも面白い。

毛糸の帽子に長靴、炊事用のゴム手袋、そしてプラスチックの塵取りを用意する。

以前はスコップを振り回して張り切ったが、あれは腰と腕が痛くなる。その点塵取りはしゃがんだままで雪を放ることができる。

 

明る朝、新聞屋さんが配達に困らないようにと、降ってすぐの柔らかな雪を、一人分通れるくらいの幅を目安に、塀に積み上げる。一通り終わると体が汗ばんでくる。砂遊びや、小川の流れを変えるような、そんな遊びをした後のように疲れが気持ちいい。

2~3日たって車に踏まれた固い雪も、地面近くの水分を含んだ所に塵取りを差し込むと「ずー」といって塊が取れる。まるでカサブタがはがれるように。これを知ってから楽しく、退屈すると表に出る。

この頃近所の家から、退職されたご主人が「日中テレビも見飽きた」と、スコップを持って出てくる。
男性は気儘に少しの時間で切り上げるが、その音を聞くと何となくむずむずする。
雪かきは単純な仕事だが、私は熱中してしまう。どれだけのことをしたか成果が分かるので面白い。
心のどこかで「誰かが少し助かる、かな」なんて思いながら。

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