つつじの書・・

霧島つつじが好きです。
のんびりと過ごしています。
日々の暮らしを、少しずつ書いています。

里山通信・2009年11月

2009-11-29 14:39:10 | 里山通信

 

 静かな金堀沢 


Oお兄様が大好きな金堀沢の散策、今年最後の里山歩きになりました。
狭山丘陵の森の中でも、とても深い森になり
落ち葉の季節になると、いつもここの静けさを思い出します。
今回は、今までの中で一番長い距離を歩きました。
森の中から湧き出た沢水が、小さな小川になっているので
何度も飛び越え、足の長さを競ってきました。

 里山のみかん 

今年で3年目のみかん狩り。
去年欲張って、日の当たる高い枝の大きなみかんを捥いで下りてきたら、
「根に近い所の、日の当たらない小さなみかんが美味しいんだよ」
狭山丘陵で初めてみかんを植えたと言うご老人の言葉でした。
今年は、参考にしました。

 

 

 

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美大の学園祭

2009-11-07 11:11:18 | 夫と・・・・。

家の近くにある、美大の学園祭に行ってきました。
いろいろな催しが繰り広げられていて、このお神輿の
担ぎ手達のいでたちも、迫力ある扮装振りです。
夫は、特設リンクのプロレスが面白いと、くぎ付けになっていました。



引き出しが、縦長と横長の組み合わせ
横はフロアスタンド、柔らかな明かりが良かった。
木工の家具はアイディアがいっぱい

緻密に作られていた都市

出会う若者は、何だか垢抜け(今は古語ですね)
将来素敵な芸術家になるのかな~
なんて雰囲気
 

 

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エッセイ・息子の声

2009-11-02 12:25:37 | エッセイ

エッセイ・息子の声

夕方、久しぶりに息子から電話があった。息子は隣町で一人暮ら
しをしているが、めったに帰ってこない。たまに電話があっても、
そっけなく、用件だけですぐに切ってしまう。
「携帯電話の番号を変えたからメモして」と言う。

次の日の午後、又電話がかかってきた。
「中村さんと言う人から、電話が無かった?」
「ううん、どうしたの?」私の問いに、得意先に行く途中、電車
の中に鞄を忘れたので、届けを出したと言う、その担当が中村さ
んらしい。

3時近くに、又息子から電話があった。
「まだ中村さんから連絡はない?」
「大事な書類でも入っていたの?」
「うん、書類もだけど、お金を届ける途中だったんだ」という。
「えっ、振込みじゃないの?」
「会社からそうしろと言われてたんだけど、昨日、振込みをして
いなかったので、現金を持って出ちゃったんだ」
「すぐに会社に連絡をして、対応してもらったら?」と言ったら
とにかく、自分で立て替えておくようにと言われたという。

「お金、貸してくれない?」
「いくら?」
「54万円」
「そんなお金ないよ」
「無いの?」

急にしょんぼりした息子の声に、待てよ、あそこのお金と、こ
っちのお金、寄せ集めてと考える。
「お金は何とかする。それをどうするの?」
今、仕事で動けないから持ってきてと言う。
「駄目よ、3時に宅急便が来る事になっているから出かけられな
い、取りにきなさい」

「貴方さ~」お説教する時の呼びかけがでた。
「気持ちが緩んでない?」
「う~ん、ちゃんとやってるよ、あんまり飲まないし」
何時もの調子が出てきて、会話が弾みだした。
「お母さんからお金を出させて、これって、まるで振り込め詐欺
みたいじゃない、本当に○○ちゃんだよね」
「何言ってるの?」
「あのさ、お母さんの誕生日、知ってるよね?」
急に電話が切れた、ドキッとした。昨日から、知らない息子と会
話をしていたのだ。

     課題【善・悪】より     

 

コメント (2)
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