つつじの書・・

霧島つつじが好きです。
のんびりと過ごしています。
日々の暮らしを、少しずつ書いています。

里山通信2011年11月

2011-11-23 13:35:12 | 里山通信

Yさん撮影
「ビルの谷間にクリスマスの飾りが・・・」

Mさん撮影
 童謡赤い靴のモデル、きみちゃんの像
結核に罹りアメリカに渡れなかったきみちゃんは
鳥居坂教会の孤児院で、9歳で亡くなったとか。

 

2011年最後の里山散歩は、東京のど真ん中
六本木から麻布十番、有栖川公園から
広尾のコースを歩きました。

深い地下鉄から地上に出ると、
防衛庁の檜町庁舎跡に出来たミッドタウン、
大きくてものすごく高いビルに、
思わず大きな声を出してしまいました。

麻布十番商店街で、何か都会的なお店はと探したが
やっぱり
「魚をおいしく食べさせる店」の
看板につられて入ってしまいました。

メニューの「金目鯛の煮つけ」が、後2人前ですの声に、
じゃんけんの熱が入りました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あれ~、違ってた。

2011-11-20 10:38:20 | つぶやき・・

前回のエッセイで 、
「カラスの赤ちゃんなぜなくの~」と
愛のチャイムのことを書いたのですが、
大きな間違いに気が付きました。

私の町の愛のチャイムは、
「カラス、なぜ泣くの~」でした。

私の中では、長年、二つのカラスは同じと
解釈していたようです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

からすの赤ちゃん

2011-11-19 16:10:07 | エッセイ

エッセイ  からすの赤ちゃん

カラスの赤ちゃんなぜ泣くのーと、愛のチャイムがなった、もう4時半、
夕方だ。
お米が無かったことに気が付いた。今からでも配達してくれるだろう
か。
古い付き合いのお米屋さんは、いつ閉めてもおかしくないような商売を
している。お店は古いパソコンと黄色くなったポスターが相変わらずの
状態だし、最近は週に3日しか営業をしていない。でも今日配達をして
もらわないと明日のお米も困る。

電話をすると、間もなく軽自動車が止まった。

おだやかな笑顔のお米屋さんは、律儀に領収書を書いてくれる。

「新米でも今年は福島のコメが入っていないので、いつもの産地ではな
いのです」とコメ事情を話してくれる。私はどこのコメでもお米屋さんが、
これがいいでしょうと言うのを買っている。


他市のお米屋さんに嫁いだ友人がいる。

「どう、お店の景気は」時々聞くことがある。

「だめよ、今はインターネット販売が中心、そのうち精米機が壊れたら
めるわ」と言う。

どこの店でもそんな状態なんだと改めて思う。精米したてのおいしいお
米は簡単に手に入らなくなるのかと心配になる。


我が家はご飯好きで、おいしいご飯が第一。それをおいしく食べられる
おかずになり、漬物や汁ものを添える。

ご飯の締めは、夫の高血圧予防にトマトがいいと言うのでトマトと緑茶に
なる。これで大抵「あー美味しかった」となる。

一週間に一度、配達される生協のものを使いまわして使い切るようにし
ている。
冷蔵庫を覘いて考える。豆腐と豚肉はもうそろそろと思う。

秋の日は早い、曇った空に冷たい風が吹いている。しばらくぶりに豚汁
と魚を焼こう。


愛のチャイムは夕方の目覚まし時計のようだ。

 

    課題【赤ちゃん・こども】

       
    先生の講評

      テーマをどう絞り込むか、さらりとした頭脳プレー。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落ち葉その2

2011-11-05 10:45:00 | エッセイ

エッセイ・・落ち葉その2

 

東京都と埼玉県にまたがる狭山丘陵は、民家に近い里山として、昔
から生活に深くかかわっている。

今は深い森に覆われている谷戸も、人の手で丹念に作られた田ん
ぼだった。歩いていると、こんな山奥の方まで開墾したのだろうかと、小
さな石積みに、稲作に生きた生活がしのばれる。

又、なくてはならない日々の燃料として、楢やクヌギの雑木林が多く
ある。


 私は、四季の変化が楽しめる散策に、友人たちとよく出かける。
 
春には芽吹きの初々しさ、夏は太陽を遮る深い緑、秋の黄色に染ま
った木々には思わず声をあげる。

 冬になると、葉を落とした林の中は、柔らかい日差しがさし込んで明
るい。木枯らしが吹くような時でも、足元の落ち葉は暖かく、小鳥や小
動物、虫たちの寝床にもなるという。

その落ち葉は木々を育み、ドングリなどが実り、生きものの食べ物にな
る。

 
 友人は、道端に落ちている葉っぱを裏返して「ヒノキかサワラか」など
とクイズを出す。

「これはサワラ」

「どうして」

「白い葉脈が×印で連続している、さわらない」と腕を交差する。

「ヒノキは」

「ヒノキは、ローマ字のYがつながっているので、ヒノキだわい」と散策
が続く。


 時々、無残な杉林に出会うことがある。密集して植えられた木が倒
れ、その下の土がえぐり取られ、赤土がむき出しになっている。
 
枝打ちや間引きがされず、葉を落とさない常緑樹は、日が差さず、
暗くてじめじめし、小鳥の声も聞こえない。


 大きな山崩れが起きないうちに、もう必要のない杉林などの植林を控
えて、自然の森に戻し、生きものや
植物たちと棲み分ける時が来たのだ
と思う。

 

パソコンを変え、操作に苦労しているつつじです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする