随分前、心に響いた言葉をメモしていたことがありました。
福井県丸岡町で、日本一短い「母」への手紙(一筆啓上)
という手紙を、全国から募集して発表すると言うもの。
短い言葉の中に、母への思い、なんて簡単な言葉ではない
ドラマを見ているような気がして、メモしたのだと思います。
絹さやの筋を取っていたら、無性に母に会いたくなった。
母さんどうしていますか? 31歳女性
かあさん、米ぐらい自分で買うから送ってこなくていいよ。
あと、タオルも。 18歳男性
修学旅行を見送る私に「ごめんな」とうつむいた母さん、
あの時、僕平気だったんだよ。 55歳男性
お母さんは、どうして男の仕事ばっかりするの。
男になっちゃうよ。 10歳女性
ヨメさん見つけた!来月連れてく。な、「お母様」って、
かあちゃんのことだぞ。ん? 44歳男性
母上様、今日は何回笑いましたか? 私は大笑い1っ回
小笑い5回、だから明日も元気です。 28歳女性
若い日に、貴方に死ねと言った、あの日の私を殺したい。
32歳男性
おふくろ、死ぬなよ。いいと言うまで死ぬなよ。
親孝行が全部終わるまで死ぬなよ。 28歳男性
読み返して、又、ウルウル……つつじ