高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

宇佐もん工房だより 7月5日記

2024-08-07 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
土佐市 宇佐もん工房の所紀光です。  

企業組合宇佐もん工房は、
設立して14年目を迎えました。

(この写真は、宇佐もん工房HPより転載)

会社立ち上げの当初は、
土佐市宇佐町で、釣りで水揚げされたうるめいわしを
『一本釣りうるめいわし』としてブランド化をはかり、
生食でも食べることが可能な、
鮮度感の良い魚体を提供することで、
多くのファンを魅了してきましたが、
6年程前から、水揚げ量が毎年10tずつ減少し、
3年前からは、全く水揚げの無い状況になってしまいました。

(この写真は、宇佐もん工房HPより転載)

海水温の変化や、黒潮の大蛇行などが主な原因と思われますが、
全国的にも水産加工の会社にとっては、
天然物の取り扱いが大変難しくなってきているといえます。

そんな中、リスク分散の為、
他魚種の水産加工品を製造しながら、
売上の確保に努めております。
中でも、『一本釣りうるめいわし』でも人気のあった
漬け丼の素シリーズがとにかく好評で、
ご家庭への宅配事業を中心に、
ギフトやお取り寄せでも
多くの支持を頂いております。
是非、一度お試し下さい。


※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2024年8月号より転載しました。
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