もう一月くらい前のことですが、夫が2,3合ほどの黒米(多分)?をもらってきました。 古代米の一種で白米にはない栄養素を含むということで、このあたりでもぼつぼつ栽培する人がいるらしいです。
はじめはご飯を炊くときにスプーンに2杯ほどをまぜて炊いていたのですが、そのうちいちいちまぜるのが面倒になってきて、米びつの中に全部入れてしまいました。
それが間違いだったと気づいたのはあとになってから。
混ざり具合が良い部分は、こんなふうに炊けますが、
黒米が多いときは、こんなふうに赤紫色。
赤飯よりも赤いというか、もっとすごい色の日もあるんです。
ご飯が軟らかく炊けていても黒米はぷつぷつとした食感があります。 それがなかなかおもしろくて、うちのものはみんな黒米ごはんが好きなのでいいのですが、
手巻き寿司のご飯も
おはぎも
み~んな赤いご飯。 なかに点々と黒い米。 たとえは悪いですが、ネズミのフ○に見えなくもありません。醤油の色と混ざったらどんな色になるやら。 それでしばらくの間炊き込みご飯も混ぜご飯もせずにおりました。
そして、桜餅が道明寺粉を使わずおはぎのと同じようにしても作れると知って、もち米とうるち米とをまぜて炊いてみたところー
これってさくらもちと呼んでいいかしら?
ほんのりと赤飯のような色がつきましたので、あえて着色料を使わずそのままさくらの葉で包んでしまいました。 なんだか枯れた花びらがまざっているような・・・・
やはりずぼらをしてはいけません。
その黒米まじりの米もようやく食べ終わり、白いご飯が食べられるようになりました。 いえ、黒米もいやではないのですが、毎日ではなく時々気分を変えて食べるのがいいかなと。
娘たちは麦ご飯も好きなのですが、毎日麦ご飯を食べて育ったわたしや夫は、やはり白いご飯が好きです。 今では麦ご飯や雑穀米がごちそうなんですね。 時代が変わったものです。