あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

椿祭りの思い出

2008-02-15 23:50:52 | くらし

 今日は椿祭りの最終日でした。 よく、椿さんの頃は寒いと言われますが、その通り、初日は雪がちらつく寒さでした。 そして椿さんが終わると伊予路には春がやってくると言われます。


 きょう、月1回の勉強会でおたやんあめをいただきました。 


 おたやんあめは、金太郎あめと同じで、切っても切ってもおたふくの顔がでてくる飴です。   



 こんなふうに断面が顔になっています。



 教員時代、よくお参りに行った子どもたちがおみやげにと、くれました。 こまかく割ってみんなで食べましたが、 歯にくっつきやすいので食べるときは要注意。 歯にかぶせてある金冠がとれたりしますから。


 椿神社は正式には伊豫豆比古命神社といって商売繁盛の神様だそうです。 商売をしている人は毎年お参りをしているようです。 わたしは30年くらい前に行ったことがありますが、あれ以来一度も行ったことがありません。 


 わたしがまだ独身だった頃、この椿神社の近くにある石井小学校に勤務したことがありました。 当時、石井小学校は県下最大の大規模校で、児童は約2000人いました。 椿祭りの前日は、2時間ぐらいで授業を切り上げて教師が引率して集団下校します。 2000人の児童が並んで帰るのは壮観でした。 祭りの間は臨時休業で 教員は交代でパトロールをします。 周辺は交通規制が敷かれ、車の乗り入れ許可証をもらって出勤しました。
 我々独身組は、当番でない時刻にもパトロールに出て、1日に3回ぐらいお参りをしたんですよ。 行きは混雑する参道を避け、裏道から本殿に出ます。 帰りは参道を歩いて、道の両側にずらっと並んだお店などを覗いたり、出会ったこどもに声をかけたりしながらにぎわいを楽しみました。 
 最終日の昼頃、パトロールから帰った先生が、すごい人出だと教えてくれました。 「それ、行ってみよう」というわけで、わたしたちはまた本殿に向かいました。 本殿の階段の上から見ると、なるほど、人、人、人・・・・。  
いつもの通り参道を歩いて帰りましたが、人に押されてお店を覗くどころか、持っていたバッグを手放しても下に落ちないだろうと思えるほどの過密ぶりでした。 
 後年、神戸のルミナリエに行ったとき、椿祭りみたいだなあと思ったものです。(でも、やっぱりルミナリエのほうが人が多いかなあ。)


 あの混雑と、駐車場のことを考えると、まあ行かなくてもいいか、と思ってしまいます。


 今日は、下の娘もお参りに行ったとかで、ロールケーキを買ってきてくれました。 椿神社の近くにあるケーキ屋さんで、椿祭りの間はこの「椿ロール」しか売ってないんだそうです。 スポンジはふわふわ、クリームは甘さ控えめでとってもおいしかったです。



 なんだかめずらしい食べ物を売っている屋台がいっぱいあって楽しかったと興奮気味でした。

コメント (4)
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