とある喫茶店のランチに行きました。
わたしは基本的に悪口は書かない方針なのですが、今日のランチだけは悪口を書きたくなりました。 なぜかって? ・・・・・ とてもまずかったからです。 味付けはともかく、素材がなってないです。 この田舎で、新鮮で安い野菜は簡単に手に入りそうなものなのに。 ネギは苦い、キャベツも苦い、白菜は味がない。 極めつけはブロッコリーのゆでたの。 他の食材の匂いがうつっているし、もさもさしているし。 娘が、「どうやったらこんなにまずいブロッコリーになるのか?」と、言いました。 ブロッコリーは今が旬。 本来は塩ゆでしただけでも甘みがあって十分おいしいのです。
「料理って結局素材よねえ。」という話から、我が家のぎょうざの話になりました。 うちではたいていは手作りぎょうざです。 ぎょうざを作るのに豚バラ肉のかたまりを使います。 そしてそれはミンチを使ったものより格段においしいのです。 まさに素材の力です。 「久しぶりにぎょうざが食べたいねえ。」ということで、材料を買ってきました。
かたまり肉を使うのは、中国から来日した方に教えていただきました。 愛媛県産の豚肉です。
バラ肉には脂身が多いので、わたしはかなり脂身をとってしまいます。
細かく切るのは手間がかかります。 頑張って切りました。
にらは地元産。
うちでとれた白菜を細かく切って塩もみし、ぎゅっと汁気をしぼります。 それらを全部混ぜて、ごま油や塩、醤油などで味付けします。
ちょっと野菜が多すぎたかな? かなり大粒の餡なのですが、歯ごたえが良いのがみんなのお気に入りです。
用意した皮は66枚。 皮は店で売っているのを使いました。 本当はこれも手作りするほうが包みやすくていいのですが、そこまではねえ。
これは娘が包んだぎょうざ。 こうして並べるときれいでしょう。
半分はうちと実家の父のために冷凍し、残り半分を焼いてぶじこたちと食べました。 調味料を入れても生肉の味見はしたくないので、いつも目分量なのですが、 粗めのお肉のうまみがじわっと口の中に広がって、しっかりした歯ごたえがあって、今日のぎょうざもおいしかったです。
地産地消の手作りぎょうざです。
最近のぎょうざ事件で、例の「てづくりぎょうざ」の工場の様子も報道されていましたが、それを見ると、従業員が大勢、手作業でぎょうざを包んでいましたね。 「手づくり」って、人の手で餡を包んだら手づくりになるの? なんかちがうでしょう。 手づくり品が安く大量生産できること自体おかしいんじゃないかな、と思いますがね。