立春がすぎたのに。 椿さんも終わったのに。 きのう、石鎚山が真っ白になっていました。
東温市側から見た石鎚。
場所を変えて撮してみました。
小学生の頃、図工の時間といえば、そのあたりの田んぼで写生。 冬の写生といえば、わらぐろか冠雪の石鎚と決まっていました。 そのころは家も少なく麦畑が広がるばかりで対象となるものがなかったのです。 先生もめったに回ってこず、これ幸いと遊び回る子もいましたが、何人かはあの雪の白さと格闘していました。(子どもなりに) わたしも子ども心にあの雪の美しさをどう表現したらよいか真剣に考えながら絵を描いていました。 先生に、こう描いたらいいよと教えてもらった記憶はありません。 忘れたのかな?
石鎚が雪をかけると風がとっても冷たいのです。 その寒さの中で2時間も3時間も田んぼの畦なんかに座り込んで・・・・。 昔の子どもは辛抱強かったんだなあ、と自分で感心したりして。
犬の散歩に出て、日当たりのよい場所でオオイヌノフグリが咲いているのを見つけました。 44月ごろには一面星を振りまいたように咲くのですが、 寒い今は茎も短く、首をすくめるようにして咲いていました。 でも、そこから春が広がっていくような、ぬくもりを感じました。