仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

月刊誌「致知」2023年2月号からの学び・・・こんなお爺ちゃんになりたい

2023年01月30日 | 修養

 元気が出る文章に出会った。

 108ページの横田南嶺氏の玉稿である。

 白隠禅師の元気ぶりが紹介されている。

 白隠禅師が養生法について語った「夜船閑話(やせんかんな)」の序文には、次のように書いてあるそうである。

 

「自分の歳は本年七十を超えたが、少しの病もなく、歯が抜け落ちることもなく、目や耳もますますはっきりし、ともすれば、老眼鏡を忘れる位である。」

 

「心身ともに健康で、気力に至っては二、三十歳の頃よりはるかに勝っている。これ皆、内観の秘法の不思議な効果による事と思う」

 

 

と書かれているほどに、晩年まで健康そのものであったことがわかる。

 

 うらやましい。

 自分も七十歳を超えた頃にこれくらい元気なおじいちゃんでいたいものである。

 白隠禅師は、「内観の秘法」なるものを行っていたようである。興味深い。

 

 白隠禅師と同じように、元気なおじいちゃんといえば、「無病法」を描いた ルイジ・コルナロ氏を連想する。

 氏は、百二歳でなくなられたが、最晩年まで目も歯も、耳も完全で、足腰も若いときの力強さと変わらなかったそうである。

 

 コルナロ氏は「これまで、老年と言うものが、これほど素晴らしいものとは知らなかった」と言われたそうである。

 

 コルナロ氏は、「極少食」で健康を維持していた。

 

 老年になっても、白隠禅師やルイジ・コルナロ氏のように、元気いっぱいで過ごすおじいちゃんを目指したい。

 少食の方は、心がけているが、「内観の法」は知らなかった。

 自分に合っていそうならば、ぜひ試してみたい。

 

 

 もう一つ、年齢に関係なく活躍している方の文章もあった。

 100ページのコシノジュンコさんの文である。

 

 私は今日まで自分の年齢を考えずに生きてきました。

 

 若い頃は、仕事の相手から軽く見られるのが嫌で、年齢を隠し、今は新しいことに挑むのも周囲から反対されるのが嫌で年齢に触れないことにしています。

 

 挑戦する人間にとって、年齢は邪魔。できれば、今後も年齢不詳のまま思いっきり挑戦を続けていきたい、というのが私の思いです。

 

 

 こちらも読んでいるだけで元気が出る。

 

 自分としては、少食を心がけ、日々学び続けているうちは、元気でいられるのではないかと考えている。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「しくじり先生(失敗談)」... | トップ | 月刊誌「致知」2023年2... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

修養」カテゴリの最新記事