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トルコ共和国のお役に立ちたい・・・恩返しをするときは今

2023年02月14日 | 修養

 トルコで地震があり、大変な被害が出ている。

 少しでもお役に立てたらと思い、駐日トルコ大使館に義援金を送った。

 

 親日国であり、歴史の上でも深い関係にある国だからである。

 

 例えば、1985年の3月には、日本人215人の命を救ってくれたことがある。

 

 イラン・イラク戦争が続いていた1985年3月17日、イラクのサダム・フセイン大統領が「今から48時間後に、イランの上空を飛ぶ飛行機を無差別に攻撃する」という声明を発表した。

 

 イランに住んでいた日本人は、慌てて首都テヘランの空港に向かい出国を試みたが、どの飛行機も満席で搭乗することができない。

 

 世界各国は自国民を救出するために救援機を出したが、日本からの救援機の派遣は、航行の安全が確保できないとの理由から見送られ、空港にいた日本人は途方に暮れていた。

 (当時は自衛隊が海外へ救援機を飛ばすことはできなかった。日本航空は、パイロットと客室乗務員の安全が保障されないことを理由に拒絶した。)

 

 そんな時、救いの手を差し伸べてくれたのがトルコ共和国である。

 

 トルコから駆けつけた救援機により、日本人215名全員がイランを脱出することに成功した。

 

 タイムリミットのわずか1時間前だったそうである。

 

 さらに、もっと感謝したいことがある。

 

 当時、テヘランには多くのトルコ人も在住していたのだが、航空機を日本人に提供し、トルコ人は陸路で避難をしたそうだ。

 このとき、空港には、500人ものトルコ人が取り残されていた。

 しかし、日本人が優先的にたすけられたことに対し、非難するトルコ人はいなかったという。

 

 この時の恩がある。

 

 他にも、エルトゥールル号の海難事故による繋がりもあある。

 

 映画「海難1890」でも詳しく描かれていた。

 

 そういえば、以前、「映画「海難1890」を観ましたか?」というブログを書いている。

 良かったらお読みください。

 

 ということで、トルコが災害に遭っている。

 できる支援は行いたい。

 なお、義援金の送り先は、「駐日トルコ共和国大使館」の口座に直接送金することをお勧めします。

 トルコ大使館のTwitterから「駐日トルコ共和国大使館」の口座がわかります

 

 集められた義援金は、トルコ国の「災害緊急事態対策庁(AFAD)」に届けられ、中抜きされることもないだろうからである。

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