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木が2つで林、3つで森、4つでジャングル?5つなら何と読む?・・・読み替えの漢字

2015年10月01日 | 国語
 2年生の担任がお休みのため、国語の指導に入ることになった。

 「漢字指導を進めて下さい」ということだったので、新出漢字の練習、読み替えの漢字の練習をした。

 ある読み替えの漢字を学習した後の様子である。


 君たちは、この漢字を読めますか?



 全員すぐに、「き」と答えた。

 「すごいねえ。じゃあ、これは?」



 これもすぐに、「はやし」と答えてくる。

 
 「さすが、これは読めるかな?」



 これも「もり」と答える。


 「これは知らないでしょう。」といって、次の字を書く。



 「習ってません。」「見たことない。」と答える子ども達。

 「知らないの?これは、・・・『ジャングル』と読みます。・・・・・・ウソです。こんな漢字はありません。」



 「次は読めるかな?」

 と言って木を4つ書いた一番上に、もう一つ「木」を書く。




 「これも習っていません。」「そんな漢字はありません。」と答える子ども達。


 「えっ?そうなの?習ってないの?」と言うと、・・・一人の子が答えた。

 「あっ!しんりんだ!」


 「素晴らしい。」「さっき読み替えの漢字で習ったよね。これは、漢字二文字の森林(しんりん)です。」



 「アーッ、ソウカ!」と言う声が、あちらこちらから聞こえました。

 「今先生が問題を出したでしょ?君たちもおうちの人に同じように出してごらん。「森林」を読めないかもしれないよ。」

 と言うと、ニコニコしながら、『やってみよ!』といってました。


 (この指導は、東京都の杉渕鐵良先生から教えてもらいました。)


 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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良い先生だな! (大谷 優斗)
2017-09-25 19:47:20
このクラスの子供達は、きっと漢字好きが増える事でしょうね。国語の成績と関係無く。
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Unknown (truth777)
2017-10-12 22:41:34
有り難うございます。
まずは、教える教師自身が漢字好きになりました。
返信する

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