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保護者の信頼を得る通知表の所見の書き方

2016年07月12日 | 学級経営
通知票を書く時期である。自分は、通知表の所見を書く際、次のような点に留意して書いていた。

1 所見は「誰が読むか」を考えて書く。
 本人はもちろん、親、祖父母が読む。場合によっては本人の未来の配偶者や子どもが読むかもしれない。そのつもりで書いていた。


2 ほめる。
 原則として短所は書かない。短所を書くなら、長所の裏返しとして書く。


3 よさを具体的に書く
  具体的に書くというのは、所見をもし学級で読んだら、誰の所見かが子供達にもだいたい分かるような所見である。


4 具体と抽象を書く。
 具体的に書かないと分からないが、具体的なだけでは分からない。
例えば、「宅習のページ数は、いつも友達の2倍から3倍くらいでした。」や「水泳では、泳げる距離が10mから50mに伸びました。」等という具体例を出すだけでもよいのだが、ずばりそれをまとめるような言葉があると分かりやすい。
 例えば、「宅習や水泳に限らず、努力を継続しており、努力することが当たり前になっているところが素晴らしいです。」というように。(あんまり分かりやすい例えではないかなあ・・・。)


5 保護者の考えも反映させて書く。
  例えば家庭訪問や個人面談などで、保護者が心配していることを相談された場合、その点に関する変容、よくなった点を書く。


6 短所を書く際の留意点(短所を書く場合)

・ 担任の責任として書く。保護者や児童に責任を転嫁するような書き方をしない。

・ 改善の方向性を書く。今後、学校でどのように指導するのかという手立てを書く。

・ 家庭で協力をしてほしい場合、どのように協力してほしいかを、具体的に書く。(難しくない協力)

 ・ 1学期に短所を書いた場合、2学期の所見では、どのように変容したかを書く。
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