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今年の指導のキーワード・・・「幸せを感じる子」

2010年04月19日 | 学級経営
鍵山秀三郎氏に学んだ「3つの幸せ」がもとになっている。

「してもらう幸せ」「できる幸せ」「してあげる幸せ」である。(もともとは、高橋桂子氏の言葉だそうである。)
鍵山氏は、次のように述べている。

 私たちも「してもらう幸せ」から「できる幸せ」へと進み、そして「してあげる幸せ」を味わえる人生を送りたいものです。
「人間を磨く言葉」p.77


自分は、子ども達にはそれぞれの3つの幸せを十分に味わえる人になって欲しいと考えている。また、自分自身でも味わえる感性を身につけたいと考えているものである。
3つの幸せを感じるために、次のような人になって欲しいし、自分でもなりたいと願っている。

1 してもらう幸せ・・・・・・・気付く人、感謝できる人
2 できるようになる幸せ・・・・「知・徳・体」を高めるために努力できる人
3 してあげる幸せ・・・・・・・周りの人のために役に立てる人

 もう少し、詳しく述べると次のようになる。

1 自分がしてもらっていることに対して、どれだけ気付くことができるか。感謝できるか。・・・幸福発見アンテナ(気付く力)  ・・・幸福増幅力(「有り難う」と声に出す表現力)

2 以前の自分と比べて、どれだけできるようになったか
「わかった」「できた」「覚えた」という言葉
 自主自律、明朗快活、努力、友達と仲良く、生命尊重 等々
 行動体力と防衛体力(カゼをひかない、大きなケガをしない)を高める

3 自分のもっている力を周りの人のために使い、喜んでもらえる幸せ
自分のもっている時間、力を周りの人のために使う。その見返りを求めない。

言い換えると、「感謝」「向上心」「利他」というキーワードでまとめられるかもしれない。

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1 コメント

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子どもの「気づき」を高める必要性を痛感しています。 (今年は野武士)
2010-06-02 00:57:02
子どもの「気づき」を高める必要性を痛感しています。

「幸福発見アンテナ」や「幸福増幅力」という言葉は、子どもにもわかりやすいのではないかと思いました。

今まで自分の中で、なかなかまとまらず、「どんな人間を育てたいのか」という自問自答を続けてきました。

「感謝」「向上心」「利他」という明快なキーワードは心に響きました。

ありがとうございました。
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