月刊誌「致知」の勉強会で学んでいる。
「致知」は、「人間学を学ぶ月刊誌」である。
「致知」という名前は、古典「大学」にある「格物致知(かくぶつちち)」に由来するそうで、実践を通して本物の知恵を身につける、という意味を込めて、誌名を「致知」と名づけたらしい。
その「致知」を通して学ぶ勉強会の名前を「木鶏クラブ」という。
先日行われた木鶏クラブでは、「逆境に耐える」という言葉が、何回も参加者から出てきた。
その中で、昭和二年生まれの大先輩である方からは、「逆境に耐える」という言葉について、発言があった。
この方は、航空士官学校で学び、戦後は会社を起こし、数々の逆境を乗り越えてきた方である。
その方の言葉であるだけに重みがる。
この方は、「逆境というものはない」と言われる。
次のように発言された。
「逆境は『天与の試練』である。天がわしを試している。どう乗り越えようか。そう考えると成長する。」
「逆境は天与の試練である。そう思えば、逆境というものはない。」
前向きに生きるための考え方として、参加者一同納得したところである。
木鶏クラブは学びが多い。
まず、参加するために、「致知」を読まなければならない。
参加者からは、多様な味方や考え方を学ぶことができる。(例えば今回の大先輩の言葉のように)
この「致知」を読み、例会で学ぶ行動は、自分にとっての「修養」の学びになっている。