仕事の道楽化

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アフリカ少年が日本で育った結果

2020年07月27日 | 本と雑誌
 日本講演新聞に掲載されていた星野ルネさんの話が面白かった。

 本人が描いた漫画があるというので、早速買って読んでみた。

 「アフリカ少年が日本で育った結果

 面白い。

 動物ドキュメント番組は、星野母にとっては、グルメ番組だったりする。(アフリカでは、編み目ニシキヘビやクロコダイルも食べるため) 

 カメルーンの村に帰ってきた時は、「絶対に他人とハグをしない」「食べ物を勧められても断る」という約束を母とさせられたりする。(黒魔術をそういう方法でかける人がいるそうな)

 アフリカの子供達が日本の話で驚いたのが「植物園があること」・・・熱帯の植物を見るのに、お金を払う人がいるのが衝撃らしい。



 中でも、個人的には「星野家山道バナナ事件」が面白かった。p.86

 日本の山道を家族でドライブしていた日のエピソードである。

 バナナを食べ終えたルネ氏は、皮をもてあましていた。

 それに気づいた母が、

 「バナナの皮は、今なら車の外に捨ててもいいよ。」
「バナナは自然のもので、外は山道だからいいのよ。」
(自然の中では、他の生き物のごちそうになるから)

 という。


 それに対して、父親は

 「バナナの皮を外に捨てちゃだめだ。」
 (ゴミを投げ捨てるのはみっともない。)

 という。

 どちらも理屈は通っている。

 さて、これを見事に解決した話も紹介している。

 「朝の会や道徳の時間の小話として使えそうな話だなあ」と感じながら読んだ。
 
コメント
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