仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

職員向けにコンプライアンス研修会をする。授業と同じ「教えて考えさせる」流れで

2020年07月25日 | 授業づくり
 夏季休業中に、研修会を行うことになった。

 職員向けのコンプライアンス研修である。

 重要な研修である。

 与えられた時間は、60分間。
 
 構成は、授業と同じ。

 教えて考えさせる流れにする。



 前半では、次の内容を「教える」。
 
 懲戒処分の現状、懲戒処分になった人の声

 学校におけるリスクには、何があるか。

 緊急保護者会を開くことになった事例紹介(いじめ、体罰、情報流失の例など)

 前半では、事実をもとに、懲戒処分になったり、重大な問題となるケースは何か、どれだけ大変な事態なるかを知ってもらう。

 これで、「不祥事」なるものを、出さないようにしようとする意識が高まるだろう。

 また、ここでは、「報告・連絡・相談」をすることで、重大な危機にならずにすんだ事例も紹介したい。



 後半では、次の事例について「考える」

 わいせつ事案、体罰事案、飲酒運転事案の例を示し、

 なぜそのような事案が起きてしまったのか、

 どうすれば、防げるのか

 を考える。

 (宮崎県では、「わいせつ事案、体罰事案、飲酒運転事案の根絶」を目指している。)

 個人で考え、小グループで情報交換をし、最後にグループ毎に発表してもらう。



 職員が幸せに仕事をするためにも、この研修会を実のあるものにしたい。

 職員が、「懲戒処分には、そのような事例があるのだな」と知ることで、

 「自分たちも気をつけよう」という意識が高まり、

 何かあったら、すぐに主任や管理職に「報告・連絡・相談」をするような研修会にしたい。
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