勤務校では、車で送り迎えするのではなく、「自力で歩いて登下校するようにしましょう。」という呼びかけをしている。
暑さ寒さの中で歩くことによって、心も体も鍛えられる。
四季の移り変わりを肌で感じながら、登下校をするので、自然に対する感性も育てられる。
という様々なメリットがある。
「『空腹』が人を健康にする」(サンマーク出版)を読んでいたら、歩くことの効用が書いてあった。
著者の南雲吉則氏は、次のように書いている。
もし骨を丈夫にしたいと思ったら、人一倍、歩くことをおすすめします。重力によって骨に負荷をかける。そうすれば、骨の中のカルシウム量は、どんどん増えていきます。
(中略)
高齢になってからの骨粗鬆症の度合いには、実は小児期にどれくらい歩いていたかが、非常に大きく影響します。子どもにはよく歩かせた方がいいのです。
間違っても、電車の中で子どもを真っ先に座らせたりすることのないようにしましょう。子ども時代にどれだけ足腰を鍛えておくかによって、生涯の骨の丈夫さが決まるのです。
p.p.99~101
歩くことのメリットがもう一つ付け加わった。いつか職員、子供達、保護者にも紹介したい。