「剣客商売」シリーズが大好きである。池波正太郎氏が書いた名作である。
今まで何回読んだか分からない。
この本では、秋山小兵衛がスーパーマンのように描かれている。しかし、そのスーパーマンを脅かすほどの強豪もたくさん出てくる。
強豪というモノは、だいたい、一目会ったらすぐに分かるようである。
自分は柔道をしていた。一目会っても分からないが、組んだらすぐに分かる。どれくらい強いのかが分かってしまうのである。
教員の場合も同じである。
しかし、自分に力がないせいか、柔道ほどはすぐには分からない。
しかし、力がない人は分かる。共通点があるから、3分ほど話すと分かってしまうことが多い。
指導力がない人の特徴は、次の3つである。
1つ目は、「うまくいかないことを他人のせいにする。」
「授業が成立しない。」「成績が上がらない。」「授業が分からないという児童がいる。」
これらのうまくいかない減少を語るときに、自分を棚に上げる傾向がある人は、間違いなく指導力は低い。
2つ目、「話が長い。」
話自体も長いが、話の一文も長い人がいる。聞きづらい。しかも、そういう分かりにくい話をしていることに気付かないでいる。
3つ目、「声に張りがない。」
出そうと思えば出せるのに、声が出ていない人がいる。
聞こえるほどの声量で話ができないということは、聞こえていない人のことを考えていないのである。こういう人は、自分の話がどのように伝わっているかにも関心を払わない。
自分も常に気を付けている。