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教科書を使う授業の第1時の指導

2012年05月13日 | 授業づくり

 やっていないという人が意外に多かったのでここに記録する。

 

 教科書を使う授業の第1時の指導である。

 

 国語になるか算数になるか、それは分からない。

 

 しかし、教科書を使うなら、必ず年度当初に行う指導がある。

 

 それは、

 

 「教科書の折癖をつける」指導である。

 

 

 教科書の真ん中ほどのページで明けさせ、おり癖をつける。具体的には、300ページの教科書ならば、150ページほどを開かせ、広げる。それだけではない。そのページは開いても閉じることのないようにに折って癖をつけさせる。

 

 押しつけるだけではない。反対側におって真ん中の芯が見えるほど折り癖をつけさせるときもある。

 

 さらに、教科書初めから4分の1の場所、4分の3の場所でも同じようにさせる。

 

 そうすることで、どのページを開いても、ちょっと押さえただけで、ぺーが閉じることがなくなる。

 

 

 この作業を経ていない教科書は、すぐに閉じてしまう。

 

 

 年度当初の2分間位を使えばできる指導と作業である。しかし、やっていない教師は多い。

 

 

 その結果、毎時間のように、広げた教科書がパタンパタンと閉じていき、改めてページを探すという無駄な時間が生まれることになる。

 

 

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