
2−4歳くらいの子供達が、自分の意思を伝えたい場面で、「いい方がきついな。。」「言葉の選択がきついな。。。」と感じる場面によく遭遇し、これをうまく伝える方法はないかなと絵本を探していたら、親御さんの1人が絵本を貸して下さいました
何冊があったのですが、この絵本が2−4歳の子達にもわかりやすく伝わりそうな印象だったので、何度か読み聞かせをしました
「ふわふわことば」は言われると 嬉しい気持ちになる言葉

「ちくちくことば」は言われると、悲しくなったり、嫌な気持ちになる言葉

言葉の選択肢の中には、お預かりのお子さん達は多分まだ聞いたことのないであろう言葉もあったので、子供達の日常会話で私が聞く言葉を付け加えたり、トーンを意識して読み聞かせをしました
子供達は、私が思っていた以上に、これらの違いを理解しており、「〜は ふわふわ?ちくちく?」と聞くと、ほぼどの言葉も適切な方を選んでくれました
また、子供達に「どんな ふわふわ言葉が好きか」8名の子達に聞いてみたところ「ありがとう」「だいすき」「手伝うよ」が好きだと言ってました
また絵本の中で、ちくちく言葉をふわふわ言葉に変換する例も出ています

この「ふわふわことば」「ちくちくことば」という表現が小さい子達にもわかりやすく、会話の中で「あ!今のちくちくしてたよ。〜したいなら 〜って言ってみたらどう?」などと、適切な言葉やトーンへの変換提案も以前よりしやすくなりました
子供達には、もし私がちくちくしてたら、言ってくれていいよ。と伝えました。
お預かりの子達からは今の所言われたことないのですが、我が子が「マミー、今のそれ、ちくちくだよ」と指摘されたことは何度かあります😅
また、別の日に「Body Safety」についても絵本を使って何度かお話ししたのですが、その中で 子供達は親や医者であっても、自分のパンツの中や体をジロジロ見たり、触ったり、写真や動画を撮ることはいけないことだと理解してくれて、もし知らない人も含め、誰かが自分にそういう事をしようとしたり、やめて欲しい事をやめてくれなかった場合どうしたらいい?と聞くと 「ダメ!」って言うと答えてくれました。
すると、「でもそれはチクチク言葉だよ」と言った子達がいて、「これは チクチク言葉だけど、誰かが自分の体をジロジロみたり、触ったり 写真やビデオを撮ることはゼーったいにやってはいけないことなので、思い切りチクチクモードで NO!!!!!! 嫌!!! やめてー!!!見ないでよ!!」って言っていいよ」と伝え、ご家族達とも共有しました
こういった状況でチクチク言葉を使うこととは一生涯無縁であって欲しいけれども。 この会話から子供達が ふわふわ言葉とチクチク言葉の違いについて、適切、不適切について、この年齢なりに理解してくれた事を嬉しく思いました
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