梅小路蒸気機関車館に行きました。
JR京都駅から歩きましたが、近づくにつれて、
「ぼおー」というSLの汽笛が大きく聞こえるようになりました。
いよいよ、SLの展示場です。気持ちが高まります。
JR嵯峨野線(山陰線の愛称)の高架をくぐって入ります。
入り口にある「碑文」です。
「鉄道100年にわたる蒸気機関車の栄光をたたえ、ここにその雄姿を永く保存する」
昭和47年10月10日 日本国有鉄道
寺社風の建物が迎えてくれます。
これは、明治30(1897)年に開業した京都鉄道の二条駅、本社も兼ねていました。
伊東忠太氏の設計によるもので、京都を意識して寺社風にしたとか、
また、当時評判の高かった国鉄宇都宮駅に模ったものとかと言われています。
京都鉄道は、明治40(1907)年に国有化され、
明治45(1912)年には山陰本線になりました。
そして、JR二条駅が高架になった、
平成8(1996)年にここに移ってきました。
明治時代の和風の駅舎では、現在唯一残っている建物です。
旧二条駅舎のSL展示館を過ぎて進み、
二条駅時代にホームがあったところに出ると、
扇形をした機関庫の裏側にぶつかります。
SLスチーム号の体験乗車の案内放送が聞こえてきました。
この日のスチーム号は、C612号機が牽引しています。
C612号機は、昭和23(1948)年製。
(「あれっ!」 私と同い年なんだ。 よく頑張ってるなあ・・・。)
宮崎機関区からやって来たそうです。
ここには動態保存されているSLが7両あるそうですが、そのうちの1両です。
後ろに、2両のトロッコ列車風の客車を牽引しています。
SLに近い1両目は黄色を、2両目は緑色を基調にしています。
2両目の側面の青いプレートにはカシオペアが描かれていました。
思わず、あの超人気特急「カシオペア」を思い出しました。
屋根の部分はスタイルこそ違いましたが、
どちらも、ススで黒く染まっていました。
「出発の時には大きな汽笛が鳴るので、ご注意ください。」
場内放送が続いています。
「煤煙のしぶき」に注意を促す掲示板も。
昔は、汽笛も煤煙も当たり前だったのにね。
出発です。
汽笛が鳴って、SL列車は後ろに向かって出発しました。
すぐに左方向にカーブします。
向かって右側の運転席では、機関士さんの目で安全確認することはできません。
機関士さんは、前と後ろに目配りしながら運転しておられました。
乗客は家族連ればっかり、笑顔を見せているのはみんな大人でした。
南口までの500m、それを往復する1km、10分のコースです。
大人1人200円は、さほど重い負担ではありませんよね!
後ろ(南)には、道路をはさんで待避線が広がっていますが、
その一番手前に、
C621号機とD511号機の重連がオハ4613の客車を引いた形で、展示してありました。
(はっとしましたが、スチーム号はC612号機、展示されているのはC621号機、
ナンバープレートはよく似ていますが、もちろん別のSLでした。)
C621号機は、昭和23(1948)年の日立製作所製、広島第2機関区で廃車になりました。
D511号機は、昭和11(1936)年、川崎車両製、浜田機関区からやってきました。
どちらも、静態保存です。
ぶどう色のオハ4613は、塗装が激しく痛んでいました。
長年、風雪に耐えて来たことを全身で表現していました。
扇形の左側の機関庫の近くに、「お召し列車」仕様のSLが2両展示されています。
手前がC51239号機。昭和2(1927)年の汽車製造製、
新潟機関区で廃車されたそうです。
左には、C581号機。昭和13(1938)年製、北見機関区からやって来ました。
これには、側面に鳳凰のマークがついています。
スマートで美しいSLです。
振り向くと、スチーム号が乗り場に帰っていました。
放送が「次は13時30分の発車です!」と伝えています。
何往復したのかな?
私が、ここに着いてから確か3往復したと思います。
お疲れ様!
スチーム号の先に、待避線の関空特急「はるか」の白い車体が、
その先に、東寺の五重の塔が見えました。
構内には、D51の車軸等が展示されていたり、石炭置き場があったり、
休憩用の客車があったりしています。
体験乗車ができるスチーム号や展示されているSLが主役とすれば、これらは脇役。
でも、鉄道ファンやSLファンにとっては、どちらもなくてはならない、
見ていて楽しい光景でした。
家族連れが多い梅小路蒸気機関車館、
一番にぎやかなのは、おじいちゃんでした。
孫の写真を撮りながら、「いいだろう」「すごいだろう」と、
興奮して、孫に話し続けていました。
JR京都駅から歩きましたが、近づくにつれて、
「ぼおー」というSLの汽笛が大きく聞こえるようになりました。
いよいよ、SLの展示場です。気持ちが高まります。
JR嵯峨野線(山陰線の愛称)の高架をくぐって入ります。
入り口にある「碑文」です。
「鉄道100年にわたる蒸気機関車の栄光をたたえ、ここにその雄姿を永く保存する」
昭和47年10月10日 日本国有鉄道
寺社風の建物が迎えてくれます。
これは、明治30(1897)年に開業した京都鉄道の二条駅、本社も兼ねていました。
伊東忠太氏の設計によるもので、京都を意識して寺社風にしたとか、
また、当時評判の高かった国鉄宇都宮駅に模ったものとかと言われています。
京都鉄道は、明治40(1907)年に国有化され、
明治45(1912)年には山陰本線になりました。
そして、JR二条駅が高架になった、
平成8(1996)年にここに移ってきました。
明治時代の和風の駅舎では、現在唯一残っている建物です。
旧二条駅舎のSL展示館を過ぎて進み、
二条駅時代にホームがあったところに出ると、
扇形をした機関庫の裏側にぶつかります。
SLスチーム号の体験乗車の案内放送が聞こえてきました。
この日のスチーム号は、C612号機が牽引しています。
C612号機は、昭和23(1948)年製。
(「あれっ!」 私と同い年なんだ。 よく頑張ってるなあ・・・。)
宮崎機関区からやって来たそうです。
ここには動態保存されているSLが7両あるそうですが、そのうちの1両です。
後ろに、2両のトロッコ列車風の客車を牽引しています。
SLに近い1両目は黄色を、2両目は緑色を基調にしています。
2両目の側面の青いプレートにはカシオペアが描かれていました。
思わず、あの超人気特急「カシオペア」を思い出しました。
屋根の部分はスタイルこそ違いましたが、
どちらも、ススで黒く染まっていました。
「出発の時には大きな汽笛が鳴るので、ご注意ください。」
場内放送が続いています。
「煤煙のしぶき」に注意を促す掲示板も。
昔は、汽笛も煤煙も当たり前だったのにね。
出発です。
汽笛が鳴って、SL列車は後ろに向かって出発しました。
すぐに左方向にカーブします。
向かって右側の運転席では、機関士さんの目で安全確認することはできません。
機関士さんは、前と後ろに目配りしながら運転しておられました。
乗客は家族連ればっかり、笑顔を見せているのはみんな大人でした。
南口までの500m、それを往復する1km、10分のコースです。
大人1人200円は、さほど重い負担ではありませんよね!
後ろ(南)には、道路をはさんで待避線が広がっていますが、
その一番手前に、
C621号機とD511号機の重連がオハ4613の客車を引いた形で、展示してありました。
(はっとしましたが、スチーム号はC612号機、展示されているのはC621号機、
ナンバープレートはよく似ていますが、もちろん別のSLでした。)
C621号機は、昭和23(1948)年の日立製作所製、広島第2機関区で廃車になりました。
D511号機は、昭和11(1936)年、川崎車両製、浜田機関区からやってきました。
どちらも、静態保存です。
ぶどう色のオハ4613は、塗装が激しく痛んでいました。
長年、風雪に耐えて来たことを全身で表現していました。
扇形の左側の機関庫の近くに、「お召し列車」仕様のSLが2両展示されています。
手前がC51239号機。昭和2(1927)年の汽車製造製、
新潟機関区で廃車されたそうです。
左には、C581号機。昭和13(1938)年製、北見機関区からやって来ました。
これには、側面に鳳凰のマークがついています。
スマートで美しいSLです。
振り向くと、スチーム号が乗り場に帰っていました。
放送が「次は13時30分の発車です!」と伝えています。
何往復したのかな?
私が、ここに着いてから確か3往復したと思います。
お疲れ様!
スチーム号の先に、待避線の関空特急「はるか」の白い車体が、
その先に、東寺の五重の塔が見えました。
構内には、D51の車軸等が展示されていたり、石炭置き場があったり、
休憩用の客車があったりしています。
体験乗車ができるスチーム号や展示されているSLが主役とすれば、これらは脇役。
でも、鉄道ファンやSLファンにとっては、どちらもなくてはならない、
見ていて楽しい光景でした。
家族連れが多い梅小路蒸気機関車館、
一番にぎやかなのは、おじいちゃんでした。
孫の写真を撮りながら、「いいだろう」「すごいだろう」と、
興奮して、孫に話し続けていました。
蒸気機関車だけでなく、
だいたいは書きためてきた自分のノートと、
ネット検索です。
知りたいことが速くわかるからです。
私は、マニアと言うわけではないのですが、
SLやまぐち号に乗ってから、
少しSLに興味がわき出しています。
蒸気機関車だけでなく、
だいたいは書きためてきた自分のノートと、
ネット検索です。
知りたいことが速くわかるからです。
私は、マニアと言うわけではないのですが、
SLやまぐち号に乗ってから、
少しSLに興味がわき出しています。