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基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

アラブ諸国、ウイグル人拘束 中国に送還

2022-02-15 11:38:57 | 国際・政治
産経新聞2/15記事です。

中国が、イスラム教国に遠慮すること無く、ウイグルの弾圧を
続けて来られた理由が明確になりました。

中国人は、イスラム教が部族レベルのもので国を超えることは
ないことを良く理解して、ウイグル人のジェノサイドを開始
したのだと思います。

まあ、インドとの戦争でも、パキスタンと一緒にやれるのだから
昔から研究・経験してきたことの延長とも言えるようです。

イスラム教が国を超えて世界をまとめるというのは、幻想に
すぎないことも証明しました。
内容がいかに素晴らしく見えても、宗教は信者無しには成立
しません。人間の能力を越えた理想を掲げられても実現は
しないのです。

さて

同一の旧約聖書と唯一の同一神を持ちながら、大きくは3つの宗教に
わかれ、さらに、それぞれにいくつもの分派を作り、それら全てが
相手を殲滅する程に、実際、いくつかは殲滅仕切った程に、戦って
きた歴史があります。

基本のユダヤ教は、周囲の部族がすべて敵という部族の中に生まれた
宗教です。必然的に、戦う宗教、敵を殲滅する宗教です。
 ~そうであったからこそ、部族は生き残り、宗教も残ったのです。

ユダヤ教は、内部の戦いが無かったように見えますが、2つに分国
していますから、何かの理由は有ったのでしょう。
 ~分国して後に消えた国家の民族の少なくとも一部は、日本まで渡った
  証拠が残っています。そして、大和の協力者になったことも記されて
  います。しかし、不思議なことにユダヤ教・聖書そのものは残って
  いません。戦いを忌避した平和的な分派が起こした国だったため、
  簡単に滅ぼされてしまい、放浪の民となって日本に至り、神道に
  触れて棄教したということかもしれません。
 ~欧米のユダヤ人は、大衆と大富豪に分かれます。大衆は、主にジプシー
  として世界を渡り歩き、大部分は、今イスラエルに居住しています。
  大富豪は、世界を金で操っています(一時陰謀論とされていました)が、
  大衆のユダヤ人とは無縁の存在になりつつあるようです。

初期のキリスト教は、ユダヤ教の分派であり、キリスト教側には、
迫害を受けたとする記録が残されています。キリスト教が民族宗教の
枠を出て、ユダヤ教から引き継いだ暴力性もあって、一気に大衆の
宗教に変貌します。旧約聖書に追加されたものは、キリストの言葉や
行動を書き留めた文書とか、宣教を行ってきた者たちの行動・言葉の
書き付けです。
よってキリストまでは共通でも、その後の宣教師たちによって、分派が
できてきます。実際に、キリスト教の敵がいなくなった後には、この
分派どうしで戦ってきたのです。で、500年に及ぶ宗教戦争の後、
ヨーロッパはキリスト教で争うのはやめようと決めます。ただし、他の
宗教との戦争や、宗教を理由としない戦争をやめたわけではありません。
~獲物は外に、アメリカ、アジア、アフリカに一杯いる!

さて、残ったイスラム教です。この宗教には、地域の主導者は生まれ
ても宣教師は生まれなかったようです。部族宗教に止まったのです。
平和宗教でないこともあって、創始者が死ぬと、すぐに身内の争い=
分派どうしの争いに変貌しました。
上位の者に、他者を教え導くという思想が乏しかったおかげで、あまり
広がらなかったことが唯一の幸いと言えるでしょう。
こういう状態のイスラム教ですから、部族どころか国を超えた宗教上の
協力なんてあり得ないことです。

中国人は、この状況を、以前から読み切って、自身タップリに、ウイグル
民族抹消に動いたのでしょう。
~世界にどう見えるかなんて気にする民族ではないようですが、言われたら
 言い返すどころかやり返す民族ではあります。

~満州は、戦後のドサクサに紛れて一気に。
 チベットに協力する国は弱いインドしか見当たらなかったから一気に。
 内モンゴルは戦後一気にやった後は、モンゴルの顔色みながら。
 香港は、これも頃合い良しと一気に。
 ウイグルもイスラム対策万全で一気の積もりが・・・

 次は台湾、そして琉球、日本。
 ~韓国は属国で良し。その後の北朝鮮はどうでも良し。
 かな?

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