ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

中国の半導体製造業への投資

2023-06-07 10:34:49 | 社会・経済
中国の半導体製造業への投資は、相変わらずすごいようです。

東京エレクトロン(株)の業績も相変わらず向上しています。

 定時株主総会 招集ご通知 から、地域別売り上げ率が初めて?消えました。
 中国23%、米国16%は流石にまずいと考えたかも。
  ~ほとんどの地域は、古い装置(旧技術装置)の入れ替えか最新技術装置への更新なのですが、
   中国は遅れた分ほとんどが新工場向けの装置になるのです。
   ~減価償却が済んだ装置は基本的に廃棄処分になるのです。
    また、技術進化が早いために償却完了までの期間がすごく短く設定されています。
    ~半導体製品の保守・製造維持のために償却済み装置でも維持するケースはあります。
   北九州に新設する工場などは全部が新規納入ですが最新技術装置ではありません。
   ~TSMCも自分の首を絞めるような装置を他国に提供するはずもありません。
    自分たちの首を絞めるような工場をホイホイ作ってやるバカは日本人だけです。

中国の投資に見合った技術要員が居るか心配する程です。
もっとも技術者はラインに数人で残りはパートのオバチャンでも大丈夫みたいな作りにはなっています。
 ~しかし、この技術要員も韓国では何かが不足しすぎて歩留まり最悪という状況にあります。
  ~歩留まりとは良品ができる割合を%で示します。80%というのは100個作ったら良品は80個
   できるということです。不良品も20個は出るということでもあります。
   チップを検査しないで組み上げてしまうと最終製品は確実に不良品だけとなる危険があるのです。 
  5nmプロセスでさへ、TSMCは80~90%、サムスン50%だそうです。
  4nmプロセスでは、TSMC70%、サムスン30~35%なんだとか。
  2022年末稼働の3nmプロセスでは、TSMC60~80%、サムスン20%らしいです。
  ~Aのスマホが常に品薄なのは、この歩留まりでチップの生産が間に合わないからだそうです。
 ~共産党国で、不良品はあって当たり前を容認できる人が最上部までの全組織にいるか・・・
  こんな危険そうな職場は誰もが逃げ出したいかも。

株主配当も増配が(1200株から1300株に)有ったにも関わらずこれまでの最高額になりました。

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