ファンタジーなど

基本的に、いろいろなことの変なとこに突っ込みます。

ワケありな日本の領土 沢辺有司著 彩図社

2014-09-11 09:02:05 | 本と雑誌
結構、中立的な立場で書いたかなという感じですが、やはり・・・


尖閣諸島の項

提言1:歴史問題にしないこととしている
尖閣所属の根拠は歴史と今現在占有していることの2点だが、歴史根拠を話題にするなということなんだろうか?

提言2:棚上げ
中国に棚上げする気がもうとうないから議論することすら無意味。

提言3:国際司法裁判所に訴える。
中国はフィリピンからの提訴を受け付けようとしない。
で、日本からのは受け付けるという根拠は何?
逆に日本が提訴したら、その事実が、日本の根拠薄弱として喜び、さらに過激化するだけでしょう。

ASEANとの提携は、提言にしたくなかったんでしょう。注意をうながしているので、反対なんでしょう。

中国と仲良くなんていうのは、無理でしょう。
中北が攻めて来ようとしないだけの防御が必要でしょう。



ワケありな竹島の項

P141:過去のつらい経験や記憶とは無関係に
ぽろっと出ましたか。日本統治時代がそうだったと言いたいんでしょうかね。

提言1:国際司法裁判所に提起
韓国は当初から拒否しているので、そもそも解決策にならない。

提言2:民間レベル
無駄です。利用されるだけです。在日韓国人が行う分は傍観するということでいいでしょう。

日韓問題の本がいっぱい出ている現状で、それらの意見が何も繁栄されていないのって?
日韓問題の書が書くように、韓国は、放置するに限ります。
ただし、竹島を蜂起することなく、返せと言い続けることが肝心です。


ワケありな北方領土の項

P158:8月11日の項
記述は、普遍化しすぎのようです。
私の上の姉兄4名が樺太生まれです(既に4名死去)。母は95歳、存命です。
豊原で騒ぎがあったとは言いましたが、村は静かなものだったと言います。
引き上げは、引っ越しだったと言います。持ち出せる限りの全部を知人のロシア人が運転するトラックで港まで運んでもらったそうです。

クリミアの件:わかっているじゃないですか。ずばり、その通り。
たとえ北方4島が返されても、最悪ロシア住民付き、良くてもロシア地権者付きでは、たいへんすぎです。
日本人のための土地の確保さえむずかしいはず。
すでに、元住民は、70歳以上のはずだし、現在の生活を捨てられないだろう。
よって、現地は、ロシア人多数のままということで、ロシア編入もいつでも簡単にできそう。

北方4島の経済開発
そもそも、北方4島の住民って、日本に返還されそうだってときに地代などで大儲けしようとして移り住んできた連中ばっかりだったはず。
ほっとけば、あきらめた人が退去して数が減るはずだったのです。
今では、日本との取引で食いつなげるので撤退しようとしない・・・さらに、経済開発?さらにロシア人増えちゃうじゃないか。

墓参さえできればいいんじゃないかとも思える。
(兄姉のうち2名は樺太の地に眠っているわけですが、父母は墓参したいとは一度も言わなかった。
ついでに、姉1名は北海道に、祖父は八幡平に、祖母は鳥海山麓に墓があるのですが、どれも墓参していない・・・
まあ、骨をひろうってこともしていないのは神道だからでいいのでしょうが)

返せと言い続けるのは当然として、交流は、損しないように程々にってとこでいいのでは。

北方領土は放置して、取引も程々として、ロシア住民が減少し、もう、いらないから買ってくれって言い出すまで気長に待つのも手かと。
(日本人の人口減少がもっと早いようだから、北方領土と取引する日本人が先にいなくなるかも?)

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