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記紀によれば2回の本家抹殺?

2022-06-04 19:54:31 | うんちく・小ネタ
記紀によれば、天皇家は、大がかりな2回の移住・分家をしています。

1回目は、高天原からの降臨。
高天原の地名や、鹿島神宮、香取神宮の所在から、その場所は
間違いなく、その近在でしょう。

追記:
記紀その他の記述から高天原は日高見国を指すようです。そして、
日本書紀景行天皇二十七年の記事に「東夷の中、日高見国あり、その国の
男女、並びに椎結文身(髪を分け入れ墨を入れ)し、人となり勇カンなり、
これ総て蝦夷という」とあるようです。
 ~カンはりっしんべんに旱なのですが、うまく変換できない・・・
~魏志倭人伝について、日本人は入れ墨をしていなかったと書いた人が
 いましたが、これだと、入れ墨をしていたことになります。
~蝦夷はアイヌに近い人々と考えていましたが、実際には高天原の人々で
 純粋な日本人だったようです。

高天原からは、孫でかつ長男が分家したとは読み取れます。
父母・曾祖母を残して本家筋が出て行くのは、多分に変です。
分家が出て行くのが本筋です。
~子供も全員出て行かせるわけが無いです。全員出したら、
 自分達の明日からの生活や老後をどうするのですか。
 ~我が家のケースでの、樺太への移住を見てみます。
  父方は本家筋ですが、父母・曾祖父母を含めての
  本家だけの全員移住です。2代続けての婿取りで
  分家は有ってももはや赤の他人。曾祖父、祖父の
  本家はどちらも残留しています。
   ~どちらの婿も分家筋でも親戚でもありません。
    ここが中国や韓国とは違うようですね。
  母方は、祖父である次男が起こした分家で、嫁と子供達
  の分家一家全員の移住です。母方本家は残留しています。

追記:
日本武尊や坂上田村麻呂の蝦夷討伐記事がありますから、
完全に攻め滅ぼしているようです。神社とその祭りは残している
から本家を祭る家は残してやったというところでしょうか。

2度目のは、鹿児島の地の2つ目の本家です。
こちらからは、本家の長男と次男が出たことになっていますが、
こちらも、分家ないしは、側室の長男、次男と考えるのが合理的です。
本家の長男、次男が出たとしても三男以降が居なかったことにはなりません。
父母達が残っていたのですから。
こちらは、多分、熊襲征伐の名で一族全員を何も残さず滅ぼしています。
~滅ぼしすぎて、本家筋が何を行ってきたのかの知識も失われているようです。
 神社も残させなかったようですから、徹底しすぎでしょう。
 高千穂の方は、未だにシナと独自の交易をする程の豪族であったことが原因
 でしょうか。
 高天原からの伝承も残っていたはずだから、残すのはまずかったのでしょう。

鹿児島の本家は、独自にシナの朝廷と交易していたと思われます。
シナの歴史書に出てくる中で、大和朝廷の天皇と名前を一致できない
人々が、それでしょう。

まあ、どこの王国も帝国も血なまぐさい過去があったわけで、ヤマトも
例外ではなかったということでしょう。
隠さずに書いた・残したというのが立派です。

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