北海道・帯広は、連日マイナス20度以下という。やはり、温暖化はデマで、小氷河期にむかっているのだろうか?
去年11月のニュース。『地球温暖化データは捏造だった』http://eco.nikkei.co.jp/column/kanwaqdai/article.aspx?id=MMECzh000025112009
ここも寒い。きょうは、快晴で日が照っているのだが、寒い。部屋のなかで、ニットの帽子をかぶり、マフラーを首に巻いて、石油ストーブをつけている。
寒い、寒いといっても、帯広とは比較にならない。近所には、こんな南国のような庭がある。東京メトロ・南行徳駅前の内科クリニックの玄関なのだ。
何度か書いたが、国会中継を見損なった人は、インターネットの録画でみることができる。きょうの予算委員会の、自民党議員の質疑は、おもしろい。とくに、石破茂議員は、鋭い。国会中継が、いま、一番たのしめる。どんなドラマより、おもしろい。(民主党議員の質疑などみる必要も、価値もないが……)。
衆議院TV (国会中継・録画) http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL (ページ左の、ビデオライブラリの5日にポインして、クリックで、きょうの予算委員会がでる。)
きのうから、衆議院予算委員会が紛糾しているのは、民主党が、馬淵澄夫国土交通副大臣の情報をもとに、民主党の各地方の県連に、来年度公共事業の予算配分を漏らしていたのが、バレたからなのだ。そして、民主党県連は、各自治体にその情報を流していた。
幼稚な話だ。秘守義務違反、国会軽視、財政法違反、そして、最低最悪な、憲法違反の行為だ。日本は、危険きわまる一党独裁国家になったわけだ。
つまり、いま、国会で予算委員会がひらかれて、予算審議がはじまったところだ。国会の衆参両院で議決されて、はじめて、「来年度予算」になる。憲法でそうなってる。
幼稚というか、愚かというか。おごり、というか。あさましい、というか。あきれる。http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100205ATFS0402804022010.html
馬淵澄夫国土交通副大臣と平野官房長官は、国会で謝罪した。自民党は、その、馬淵澄夫国土交通副大臣が、民主党各県連に配布した来年度公共事業予算配分資料を、国会に提出してください、といってる。とうぜんの要求だ。ところが、前原誠司国土交通大臣も、平野官房長官も、のらりくらりはぐらかしている。
これは、国家、国民にとって、ほんとうに、ひどい話なんだ。これがどれほど憲法無視、国会軽視で、危険な兆候なのか、テレビ・ニュースや新聞だけで情報をとってる国民には、緊迫感がないのだろう。
テレビニュースだけみている人は、きっと、知らないのだろう。国家予算の詳細が国会審議されるまえに、閣僚が、党利のため、つまり参議院選挙のために、公共事業予算配分を民主党の地方組織に流していた。自民党でさえ、こんなひどい不法なことは、やらなかった。民主党は、権力をにぎると、やりたい放題、何でもありだ。法もモラルも、まるでない。
テレビは、連日、相撲取りの話題でもちきりだ。バカな横綱が引退したり、新理事が決まったことなど、国民生活に、何の関係もないだろうに。
テレビのやつらの軽薄さに、大多数の国民は、のせられる。そうして、小沢や鳩山や民主党に都合の悪いことは、テレビや新聞のやつらに隠蔽され、どうでもいい、粗暴なスモウ・レスラーの引退が、まるで、国の一大事のようになる。
いまどき、相撲に関心のある国民が、いったいどれだけいる、というのか?
映画「キャデラック・レコード」のなかで、ハウリン・ウルフが、わたしには魅力的な人物だった。実際のハウリン・ウルフも、当時のブルースマンにしては、めずらしく堅実で、酒やドラッグにおぼれることもなく、冷静で独立心の強い、タフなバンド・リーダーだった、という。何人もの若いミュージシャンを育て、キャデラックを乗り回すような派手な生活を嫌って、質素な生活を好んだ、という。
外見は、長身、強面で、タフネスそのものだ。ヘビー級ボクサーだった身長195㎝のウィリー・ディクソンと並んでる写真があるが、ハウリン・ウルフの方が、すこし背が高い。2mちかいのだろうか。ボーカルは、名前のとおり、吠えるオオカミだ。野獣のように野太く、挑発的で、怒りと悲嘆に満ちて、むき出しの感情を表現する。ブルースの、男のボーカルでは、ハウリン・ウルフが一番好きだ。
わたしは、この月に吠えるオオカミのイラストがジャケットの2枚組LPを持っていた。1970年代初頭に発売になった、ハウリン・ウルフのはじめての国内盤だった。新譜注文で、2枚仕入れた。1枚は、じぶん用、もう1枚は、店頭の販売用。レコード屋でも、レコードを買うのだ(テスト盤がもらえないときは……)。
わたしは、店頭のレコードをカセットにコピーして所有することはしなかった。レコード屋が、それをやっちゃオシマイだ、という気がしていた。コピーそのものに抵抗感があった。著作権意識、知的所有権に対する敬意、という高尚な理念じゃなく、ただ、じぶんの商売を守りたい、という本能と、お客に見られちゃマズイという、打算だ。だから、レンタル・レコード屋がでてきて、客がながれ、繁盛しだしたとき、レコード小売業に対する熱が、一気に冷めていった。
じぶん用のほかに、販売用に1枚仕入れたハウリン・ウルフのLP2枚組は、けっきょく売れなくて、長い年月エサ箱のなかにあった。ブルース少年、ロック少女の試聴用になっていた。それはそれでいいのだが……。わたしのレコード屋を、図書館のレコードライブラリー代わりに使っていた少年少女たちがたくさんいた。なつかしい人たちだ。
ハウリン・ウルフ Spoonful http://www.youtube.com/watch?v=6TwEYuues6Y&feature=fvw
クリーム Spoonfuf http://www.youtube.com/watch?v=Y-lRmVOGw3M&feature=related
ハウリン・ウルフ How Many More Years http://www.youtube.com/watch?v=4Ou-6A3MKow
ハウリン・ウルフ(ベース、ウィリー・ディクソン) Smokestack Lightning http://www.youtube.com/watch?v=A1FK620bS7A&feature=related